働き方

コロナ騒動以降、今まで普通の働き方以外に様々な働き方がクローズアップされてきた。

そもそも、高度成長期からバブル期までの間1分1秒でも長く働いて稼ぐことがそのままお金になった象徴でもあったし「24時間戦えますか」という栄養ドリンクのCMソングすら存在した時代だ。その後、平成の大不況や就職氷河期を経てあらゆる分野で人手不足となった今、新たな働き方が問われるようになったのは当たり前のこと。

働き方改革そのものはコロナ騒動以前からスタートしていたものだが、遅々として進まない改革に火を付けられたと言っても過言ではない。

元来日本人は「長い労働時間の割に生産性が低い」と言われてきた。定時勤務の他に残業代を目当てにしていたのからそう揶揄された。

定時勤務の中で確実に終わらせるか、如何に残業をしない働き方をするか、そして何より確実な休日(有給休暇などを含む)を取れるか。

大企業や有名企業なら容易い事でも、事業規模が小さく狭い会社や接客サービス業界ともなればそう容易くならない。

今回の騒動で臨時休業や時短営業が多く発生し不便に感じることもあったが、働く側としてはリフレッシュに充てる時間が増えた一因にもなった事は確か。(利益減少は別として)

今後は業界問わず、週1程度の定休日があっても良いのではなかろうか。そのかわり休んでも大丈夫な体制作りや休む事への様々な慣れも必要ではある。

消費者側が休日に対する理解を深め、働き手の心身の健康度合いを増すことこそが新たな活力や意欲も増すはず。実現するには簡単な事ではないが達成すべき点だと少なからず思う。

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