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GOTO政策など

コロナ禍が一旦落ち着いた頃大きく「GO TO政策」が始まったものの、どうやらそれが第3派を広める悪手になってしまったようだ。

観光地のホテルや旅館業、各地の飲食店は国や県の方針に振り回され営業休止、時短営業や廃業が相次いだ。この大変な最中でも「お客様のために」と心血注いで日々仕事に勤しんでいても大変さは変わらない。一時的な手助けはあれど継続的支援がなくては全てが行き届かないし、焼け石に水でしかない。

在宅勤務を始め継続的な雇用も難しくなり、テイクアウトの飲食品を届ける配達員さんが増加したが近頃では「配達員が多過ぎる故に稼げなくなっている」という問題も生じている。

日本の悪い所は「状況が悪くなりつつある頃から重い腰を上げる」という点。この手法が古来より変わらず、打てる手立てが後手に回るという悪循環を繰り返している。物事を判断・協議・方針を提案するのに「2〜3週間」掛かるほど。

即断即決し「国民のために」という政治家が皆無という点もある。やはり「前例がないから」「これはこのやり方しかない」というテンプレートがあり、柔軟な発想が出来ないのは如何なものなのか。

やり方を変えようものなら「何故このタイミングなのか」「このやり方が国民のためなのか」と態々ブレーキを掛けるも、一切対案を口にしない野党までいる始末。

そんな状態だからこそ、元大阪府知事・大阪市長の橋下徹さんのような切り込み隊長タイプが現れると突然慌て出し、意見が合わないからと潰しに掛かる。

今となってはSNSで悪手なハッシュタグにより○○辞任しろなどと、理解に苦しむ拡散まである。こういった拡散により良く中身を理解せず「○○が嫌いだから」という理由のみで広まっていくし、周囲の感情に同調し自らの意見なく行動する。いつの世になっても「いじめ」がなくならない根本的理由もこれだ。

自分や他人問わず良い所を認め、悪い所を指摘されたり意見や対策があれば素直に聞き対処するという姿勢があれば、政治的な争いやいじめはなくなるはずだが、これは理想論だと一蹴される。

人の良い所を中々認められず、重箱の隅をつつくようにネチネチと悪い所や抜けている所を攻めたてる人がいなくなるのが先決だが、これもまた無理なのだろう。実に惨めだ。

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絢音
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