一期一会

今までそれなりに沢山の人達と出会い、そして別れを繰り返してきた。その中で無駄な出会いだったというのは少ないけれど、反面教師になってくれた存在は割と多い。

他人への言葉遣いや態度、立ち居振る舞い。
噂話や憶測で物事を話し丸め込もうとする人。
悪い所だけではなく良い所を褒めて伸ばす人。
他人を認められる人。素直で実直な人。
優しくて笑顔が素敵な人。
何事にも一生懸命で努力家な人。
厳しさの中に暖かな優しさがある人。

私は他人に対し褒めて伸ばすタイプ。
もちろん優しくするだけでは、人というのは簡単に育ってはくれない。時には鞭も必要なのだ。

その鞭は、怒ることではなく叱ること。
怒るのは自分の感情を相手にぶつけるだけ。
叱るのは何がいけないのか知ってもらう手段。

怒ることと、叱ること。
この区別がきちんと出来ている人は割と少ない。

大声で威圧した所で従ってくれる訳がない。
萎縮するし人によっては憎悪を抱く。

人は余裕がなくなれば冷静を欠くし、隠れた本性が出るのは当たり前のこと。

どんなに腹立つ出来事があろうとも先ずは冷静になるべきだと思う。怒りに任せて行動すれば意図しない結果になる事だってあり得るのだ。

では逆にいつでも褒め続ければ良いのか?
それも違う。

褒められ続ければ、過度な自信過剰や自意識過剰、実力が伴わないのに優位な立場に立とうとするという悪循環に陥る。

人というのは難しい。
何事も程々にしなければいけないのだ。

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