見出し画像

メラ旅 神々の国出雲2023 レポ

 『シャーマンキング』連載25周年に合わせて出雲で行われた「メラ旅2023」に行ってきました。ので極簡単ではありますがまとめてみたいと思います。もともとnoteでまとめる予定ではなかったので写真が足りてませんが、少しでもこれから参加される方の参考になれば幸いです。
 また、スタンプラリーで「何処に誰がいるか」がネタバレと考えられる方もいらっしゃるかもしれませんので、老婆心ながらスタンプスポットの感想とは別に最終項目としてまとめたいと思います。

スタンプスポット

 何処に誰がいるか、を除いて各スタンプスポットの行き方、感想、注意点などを公式サイトの紹介順に、勿論全て個人の意見です。ちなみに公式サイトやスタンプラリーカードにはコンプリートするように書いてありますが、3つでOKのようです。

この注意書き、二カ所くらいでしか見なかったんですけど、他のところにも書いてありました?
 スタンプカードのサイズは21cm×15cm。B6よりちょっと大きいくらいです。鞄の参考にしてください。

①出雲文化伝承館

 葉君の実家、麻倉家のモデルになった場所。原作6巻、修行に帰った葉、それを追ってきたまん太と竜のシーンの他、『SHAMANKING-0-』でも描かれていました。

 スタンプが置かれているのは、門を入ってすぐ、というか長屋門の中。前回のメラ旅のグッズも含めたたくさんのグッズが展示されていました。言い値で買いたい。  

 ここが麻倉家ならぬ旧江角邸。歴史の授業ぶりに聞いた書院造りの建物です。

 葉とまん太の名シーンはここですね。

 『SHAMANKING-0-』で一コマだけ描かれたここ。

 左側の建物はお蕎麦屋さんで、これ以上奥に進むとお客さんから丸見えだったので少し手前から撮影しましたが、石の椅子(?)もちゃんとありました。
 ちなみに2021年の「シャーマンキング展 ゴーイング出雲」の時の聖地巡礼マップを置いてくれているので、スケジュールが許すのであれば最初にここに来てこれを参考に出雲大社周辺や日御碕灯台へ行くといいと思います。

 シャーマンキング云々を取り除いても、庭園や茶室など見所がたくさんある、とても落ち着く場所です。所要時間は1時間程。一畑電鉄「浜山公園北口駅」から徒歩20分程。歩道のある普通の道路です。日を遮るものが何もないので帽子必須。日傘もあると尚良し。道中に「cafe kissa&co」さんがありますが、こちらでコラボフードの取り扱いはありません。私は勘違いして入ってしまいましたが、お水を頂いた後だったにも関わらずそのまま退店しても構わないと言って頂いたので普通にケーキセットを食べました。わらび餅超美味しいです。

 駅から逆方向に同じくらい歩いたところに島根ワイナリーがあります。瓶詰めをしているかは日に依るようですが、無料で工場見学ができます。ワイナリーなので涼しいし。お土産売場では10種類くらいのワインの無料試飲を実施。お酒が好きな方は行ってみて損はないと思います。ノンアルコールのブドウジュースもあります。 

②日御碕ビジターセンター

 島根半島の最西端、東洋一の高さをほこる日御碕灯台(アンナ様談)。ヨミの穴で修行をする葉の居場所を探るためたまおがこっくりさんをするシーンで描かれています。

 スタンプが置かれているのはビジターセンター内。周りにレストランやお土産屋さんがいくつかあります。海鮮丼が美味しそう。灯台までは遊歩道があり、その周りの崖にも出られるようになっています。この日本海に突き出した絶壁の間のどこかにヨミの穴の秘密の出口があるんですね。

 灯台に登ると見渡す限りの日本海。風が気持ちいいです。

 灯台の中も見れます。ちょっとだけゴールデンカムイを思い出す。

 灯台型の公衆電話、もしもし灯台。

 灯台入場料は中学生以上300円、土足禁止です。中は螺旋階段約160段、最後の数段はもはや梯子。めちゃくちゃ暑い。外を歩いているときより汗だくになります。下から見える上に風が吹き上げてくるのでスカート注意です。

 灯台だけなら所用時間は30分程。アクセスは一畑電鉄バス出雲大社下車が便利よ(アンナ様談)の通り、出雲大社バスターミナルからバスで20分程です。バスターミナルは出雲大社神楽殿より更に奥、出雲大社前駅から徒歩10分程。そんなに便数がないので、帰りのバスの時間も調べて行った方が安心です。ちなみに、行きは進行方向左側に座ると綺麗な日本海を望めて良い感じ。

 各種ICカード利用可。チャージもできます。すごい助かる。あとゴミ箱もあるのでバス乗る前にコラボドリンクを買って行くといいかもしれません。

③出雲大社前駅

 その名の通り出雲大社の最寄り駅。メラ旅中、大変お世話になりました。『SHAMANKING-0-』ニュー・シマネ・パラダイスにて幽霊のスズさんとの交流の場になりました。

 スタンプは待合いベンチ付近に置かれています。ステンドグラスが綺麗なレトロな駅舎。

 小学生の葉君が利用してた頃と比べると色々発展してました。

 運良くしまねっこの電車にも乗れました。座席に座ってるのすごい可愛い。

④ご縁横丁

 出雲大社参道、二の鳥居手前のお土産屋さんやご飯屋さんの集まっている一角。奥まで入ってないので気付かなかったのですが、地下にはコインロッカーや休憩所もあるようです。

 スタンプはコラボフードもある「Izumo Brewing Co.」さんの隣の宝くじ売場横です。開始直後はお店のカウンターにスタンプ台が置いてあったようですが。私が見たときはキャラクターボードの隣にありました。問い合わせが多かったんですかね?

⑤神門横丁

 出雲大社前駅を出て右、参道途中のコラボフードの「いずもちーずけーき本舗」さん、「みつばち工房花の道」さん、「甘味処鎌倉 わらびもち専門店」さんが集まっている一角にあります。
 神門通りは葉君の通学路で、観光案内所に手作りのシャーマンキング聖地巡礼マップ(持出・撮影不可)があります。それによると、ここに描かれているウサギさんは向かい側のお蕎麦屋さん、コラボフードもある「大社門前いづも屋」さん前に移動したようです。可愛い。

⑦島根県立古代出雲歴史博物館

 順番が前後しますが流れ的にこちらを先に。出雲大社横の博物館です。先日の大雨の影響で松の参道側から入れる正面入口は利用不可、同様にコラボフードを扱っている「maru cafe」さんも休業中。公式サイトのコラボフード販売店舗一覧からも名前が消えています。詳細ページにはありますが(2023年7月26日現在)。東入口を利用することになりますので、二の鳥居前の大きい道を右に曲がると良いと思われます。
 スタンプが置いてあるのは東入口から入ってすぐの情報交流室。コラボグッズの販売、ミュージアムショップもこちらで営業中です。受付カウンターの手前なのでスタンプラリーとグッズだけなら入場料は必要ありません。勿論、博物館は教科書で見たアレやら国宝のコレやらがたくさん展示されているので一見の価値どころではない価値があります。
 
 教科書でみたアレ、こと卑弥呼の(?)銅鏡。

 国宝のコレ、こと加茂岩倉遺跡の銅鐸。

 壁一面の銅剣。圧巻。

 常設展は基本フラッシュを焚かなければ撮影可。至れり尽くせり。某クイズプレゼンバラエティーでやってたT大生が選ぶ日本の博物館美術館ランキングに入ってなかったのが不思議でたまらない。
 博物館の所要時間ですが、私のように全部の説明文を読んで全部の映像資料を再生するとなると、常設展4時間、企画展1時間程。

 参道も境内も整備されているのでよほどのピンヒールとかでない限りサンダル履きでも大丈夫だと思います…サンダルはマナー違反だったりするのかな。日傘はあるといいですが、お賽銭の度に畳むのがちょっと手間ですね。

 夏休みでしたが、平日の早い時間(といっても午前10時くらい)だとそんなに混んでなかったです。土日だと同じ時間でも倍ぐらい人がいました。とはいえ、お店で並ぶというほどのことはなく、どこも快適に観光できました。

⑥ビッグハート出雲

 JR「出雲市駅」一畑電鉄「出雲市駅」すぐ、こちらで原画展をやっています。

 原画、すごい枚数。原画、すごい綺麗。武井先生も連載期間中にかなり画風が変わった方だと思うのですが、その中で「令和のアニメ」によく映える時期の絵を参考にアニメを作ってくれてるように思います。絵は描かないし描けないので難しいことは分かりませんが。


 中では令和版アニメの各宣伝映像が流れてました。やっぱり最初の原作漫画が動く特報映像が一番かっこいいし一番テンションあがるなぁ。

 受付で籤をひいて当たるとランダムで複製原画がもらえます。A4の封筒に入った形でもらえるようなので、それが入る鞄を持ってくるか、ホテルに即持って帰る、コインロッカーに預けるなどの対策が必要です。私は当たりませんでした。
 メッセージボードもあります。付箋とスケッチブックが用意されてました。所用時間は1時間半程。全部丁寧に写真を撮っても2時間は掛からないと思います。あと、担当のスタッフさんがすごくいい人だった。「たくさん来てくれて嬉しい」と笑い、チャイナボタンのブラウスを着てた私に「(推しは)蓮君ですか?」と聞いてくれたり。行って良かったなと思いました。

コラボフード

 コラボフードは全ては回れなかったので、いけたところだけ紹介します。

大社門前いづも屋

「麻倉家が愛した出雲カレーうどん」

 葉の好物カレーうどん。出汁が効いてて美味しい。見た目に反して結構さらっと食べられる。 

蜂蜜工房 花の道

「黄金に輝く 蜂蜜アイス」

 蜂蜜と蜂の巣(?)が入ったバニラアイス。花の「道」だから蓮坊ちゃま?蓮坊ちゃまだから黄金?なのかな。甘くて美味しい。蜂蜜も濃くて美味しい。一日限定30食、とのこと。

いづも寒天工房

「葉・ハオの兄弟琥珀糖サイダー」

 レモン果汁で色が変わるサイダー。色が変わった後の写真がなくて申し訳ない。暑い日のシュワシュワは五臓六腑に染み渡る。お店に入ってウロウロキョロキョロしてたら店員さんが「こちらですかぁ?」って聞いてくれました。「そんな感じがしました」らしいです。何がだ、服か?雰囲気か?

堀江薬局

「葉とハオの五行セット」

 クラフトジンジャーエールと五行茶葉のセットです。五行茶葉は誕生日から陰陽五行を診断しそれに合わせた茶葉をいただけます。タイプの解説やワンポイントアドバイスもついてきます。ブレンドティーなので、漢方と聞いてイメージするような苦いお茶ではなく、普通に美味しく飲めます。ジンジャーエールはしっかり生姜が効いてて美味しいです。写真撮るの忘れました。

甘味 みちくさ

「葉の下校途中の道くさ蕎麦」

 お蕎麦とぜんざい、あと塩昆布のセット。流石出雲、お蕎麦が美味しい。乗ってるお肉も美味しい。うどんとちがってこっちは結構量があります。上手に食べないと天かすとネギが残ってしまう。小学生が下校途中に買い食いする量じゃないと思うんですけど、葉君意外とたくさん食べる子だったんでしょうか。汗をかいた体に塩昆布はかなり助かります。

 以上、5品でギブアップ。コースターコンプリートは端から諦めていたのですが、最終的に葉君、アンナ様×2、マタムネ、蓮坊ちゃまの五枚でした。最後の最後、帰る直前に寄ったところで蓮坊ちゃまが来ました。終わり良ければ全て良し、でした。

 ちなみに、「cafe kissa&co」さんも数量限定らしく、本日終了の張り紙がありました。
 これから行かれる方にアドバイスとしてはとにかく暑さ対策。帽子や日傘と水分ミネラル補給必須です。

総評

 と言うほど大仰なことではないけど、全体の感想。ざっくり言えばすごく良かった。楽しかった。前回のメラ旅も各シャーマンキング展もコロナやらの影響で一切行けなかったので、今回参加できて本当に良かった。原画展のボリュームは満足だし、コラボフードも美味しかった。強いて言うなら公式のアナウンスが遅いことくらいか。あと、イベント始まってるのにコラボメニュー始まってないお店あったことくらいか。これは現場の問題なんだろうけど。チーズケーキ食べたかっただけに残念。でも本当にそれくらいで後は全部楽しかったです。
 『シャーマンキング』は、好きな漫画や好きなキャラクターの方向性を決定付けた、私のオタク人生の原点ともいえる大好きで大事な作品。その『シャーマンキング』が現地の方や全国のファンの方に今もこんなに愛されているのが見れて幸せでした。準備をしてくださったスタッフの皆様、コラボフード店舗の皆様、本当にありがとうございました。

スタンプラリー

 最後にスタンプラリーのキャラクターボードです。
①出雲文化伝承館

麻倉兄弟。お揃い甚平かわいい。

②日御碕ビジターセンター

マタムネ。夏休みを満喫しているお猫様。そのどうやって留まってるか分からない眼鏡もオーバーソウルなん?

③出雲大社前駅

蓮。こんなにはしゃいだ格好してるのにどうしてそんなに無愛想なのか。でもよく見るとお顔可愛い。そしてその頭のは何なのか。アイマスク?

④ご縁横丁

リゼルグ。可愛い。もはや美少女。というところに目がいきがちだが、だいぶ個性的な柄の浴衣。どっかの眼鏡が見繕ってくれたんだろうけど。

⑤神門横丁

チョコラブ。虫を捕りに行って服を汚した方。膝小僧の赤みが可愛い。トンボと目が合ってるのも可愛い。

この一角には蓮とホロホロのコラボフードがあったので、チーム・ザ・蓮が揃ってたことになる。

⑥ビッグハート出雲

ホロホロ。魚を取りに行って服を汚した方。Tシャツが大きいのか、少しはだけた襟元がセクシー。

⑦島根県立古代出雲歴史博物館

アンナ。相変わらず美しい。大きい帽子と小さい鞄とハイヒールで少々大人びた装い。私も鞄は赤にするべきだったか。黒ワンピは着ていったんだが。

スタンプラリーは無事コンプリート。

オリジナルステッカーも頂けました。

 メラ最高でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?