高い海苔とか

気づけばまた1つ歳をとっていて。私は四捨五入すればすっかりお姉様な歳じゃないの、そのくせ仕事もせずまだ学生のごとくモラトリアムを言い訳にしている。もうすぐ知らない子どもからおばさんとか言われてイラッとするとかいう出来事あるのかしらん。わたしが子どもだったとき、25歳と聞いたらどんな感覚だったでしょう。案外何も変わらないまま25度目の梅雨を迎えたりするものだなと思う。

この季節がいちばん嫌い。寒いとか暑いとかより湿度が高い方がよっぽどストレス。汗がふきでるし、髪の毛はうねるし、除湿機を体に着けていたい。気分が良くないのは別に湿度だけじゃなくて、私は久々に「いらんこと」をしてしまい絶賛反省中なのも理由。からまわりとかそんな言葉も言い訳に出来たらいいけれど、なんてったって本当に後悔が残り、私の楽しみ、私の幸せをまたひとつ自分で失ってしまったんだな、あーあ何してんのお前、とかぐるぐる。こういう時は大抵、朝起きて、昨日のことは現実で夢じゃないじゃんってなってまた失望する。

多分、ただ私は私が本当は必要ないってことが自分にバレたくないだけだ。本当はなくても何とかなるけど、会ってほんとに助かるってことを思って、私を必要にして欲しいだけ、私って必要なんだと思いたいだけ。自己満足の塊なんだなって思ったけどそれでも好きな人に私は必要だって私は思いたい。こんなに役に立つよだから見捨てないでってわめくことは逆効果だけどそれしかできなくて、どんどん「いらんこと」したなって反省。素直に気持ちを言うにはまず自分の心を素直にすぐわかることが必要で、結構難しいと思う。だって自分の気持ちに気づくのってちょっと考えないと厳しくないか。わたしだけか。

とまぁ見事にぐるぐるしているけれど、なにかお詫びの品とか買おうかな、私の気持ち的にそれぐらいさせてもらいたい所存。高い海苔とか買おうかな。こないだおいしかったし。けどお店が週に一回しか開いてなくて面倒。面倒なことが多いと思う。今日の気持ちのゆれが自分の生物学的なホルモンとかに影響されてるのが自覚できるがゆえに自分が面倒臭いことがわかるのが面倒。被害者はいないのだから結局この選択をしてこの気持ちを自分で作りだしている私が加害者だよね。


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