〈それを「上手に」包みこんで「誇り」を抱かせる「立派な器」のようなもの〉これがブライアン・オーサーの言う「トータルパッケージ」の正体だったと思う。そしてそれを極めることによって、それが「芸術」になると奴は信じていた。しかし、まさにそのイデオロギーに決定的な誤りがあると私は感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?