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【305】🇫🇮最後の留学日記

ホストファミリーが空港まで車で送るよ!と言ってくれて、最後まで甘えてしまいました。
途中でタンペレのおばあちゃんの家によって、お昼ご飯。

フィンランドの家庭料理あるあるのオーブンピザを食べました。

少し体調が悪かったおばあちゃんの代わりに、おじいちゃんがオーブンの焼き担当をしたらしく、おじいちゃんはそわそわしていました笑焼けてるかな?焼きすぎたかな?と何度も確認してくれた笑

おばあちゃんとおじいちゃんに手紙とイラストを渡したら、おばあちゃんが泣いてしまって、つられて泣きそうになってしまいました。
おばあちゃんはいつも、今日が会える最後の日かもしれないと思ってしまうそうです。
でもKatriは元気だからそんなこと心配しなくていいのよとホストマザーが言っていました。

また来年、北へ行ってクラウドベリーを沼にとりに行こうねと、言ってくれて、来年もフィンランドに行く理由がまた一つ増えました。

そしてヘルシンキ空港へ着いてしまいました。
荷物を預けて、空港内のカフェでホストファミリーとの最後の時間。
今年の留学でいちばんの思い出は?と聞かれたけれど、頭に浮かんだ景色が多過ぎて、1つに絞れず、何個も答えました笑

次の春、日本に来たらどういう旅がしたいかとか、私が来年フィンランドに来たら何をしようか、とか明るい未来の話でいっぱい。

あっという間に時間は過ぎて、出発ゲートへ行って、手紙を渡し、最後にみんなとハグをしました。
そしてホストマザーが、
あなたは私たちの娘みたいな大切な存在で、いつでもうちに遊びに来ていいからね、未来にいいことがあることを願っているよ、
と言ってくれました。

そんなことを、言ってくれて、抑えられなくなって、涙が出てきてしまいました。
娘でもないのに、こんなに親切にしてくれる人がいることが、嬉しくて幸せで、会えなくなるのが寂しくて、いろんな感情が湧いてきた。

あああ、別れるのが悲しい。
でも、また日本、そしてフィンランドで会おうねって言って、笑顔でお別れしました。


出会いがあれば別れがあって、
喜びも寂しさもある。

距離が離れているからこそ、次いつ会えるか不安で、
別れがとても大きなことのように思える。

でも人生何が起こるかわからない。
近くにいる人たちだって、いつ会えなくなってしまうかは誰もわからない。
後悔しないように、身の回りの人に優しくあれる心の余裕を持ち続けたい。
だからこそ、これからの人生では、周りの人々を大切にできる時間的、精神的な余裕を持てる働き方や生き方をしたい。

それが私にとっての幸せな人生なのではないかと、思っています。


フィンランド留学日記を読んでくださった皆様へ

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
留学終了に伴い、今日でフィンランド留学日記は終わります。
この11ヶ月間、毎日分の留学日記を更新する中で、ハートを押してくださったり、コメントをくださったことがとても嬉しかったです。
初めは身近な方へ手紙を書くように、「元気にやっているよ〜」と伝える目的で始めました。
しかし、書いているうちに、もっといろんな人にフィンランドの生活の中身を伝えたくなりました。

また日々の振り返りをしながら、自分自身と向き合うこともできました。フィンランドのことを書いているうちに、自分って本当にフィンランドが好きなんだなあ、、、と、客観的に感じていました。笑

また、noteを通して、新たな出会いもあり、発信することの面白さを知りました。

留学日記はここで終わりますが、これからもnoteの更新は不定期で続けていきたいと思います。

読んでくださり、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

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