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ウイニングポスト10初心者攻略完全編④ ~年末から今後の1年の流れについて~

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■前回のおさらい


前回は5月から10月まで、主に「種付けのやり方」や「セリ市」、「繁殖牝馬の見方」などについて解説した。今回は初心者攻略は最終回。11月から年始まで、その後の注意点などを中心にお届けする。

■目次





■1991年 10月・11月・12月


◎10月 セリ市の後

セリ市へ行って何頭か繁殖牝馬が買えただろうか?

今回は【サンダードーム】【ホースメンテスコ】【ネーハイテスコ】を購入したぞ!どんな子を産むのか楽しみだ!

費用は3億7000万円也。途中で入った5億円を除外するとだいたい4億を切ったあたり。
諸経費は月間でだいたい1500万円かかるので、なにもしなければ2年くらいは持つ。これくらいの余裕をもって馬の購入や牧場の増築をやれるとまず破産しないのでおススメだ。

また、この辺りで外国人騎手のクレアハートと知り合いになれるだろう。

外国人騎手の知り合いの女性は、最初のうちは騎乗してもらうのが非常に難しい。お金と名声がたまり海外に牧場を作った後にお世話になることだろう。(あまり上手じゃないが、女の子というだけで乗せたくはなる)


◎その他 レースなど

順調に2頭とも勝っていっている。ここまで来れば何も言うことは無い。ナイスネイチャはG2を中心に、マオーシューズはOPやG3の短距離を中心に来年も走らせよう!

来年の夏になると1200mレースも増えてくるので、こんな感じでマオーシューズの次走計画も立てておくといいだろう。
時々サクラバクシンオーとかち合うかもしれないが、賞金が稼げれば上出来のスタンスでやっていこう。

レースに勝っていくと調教師が「斤量(騎手にハンデ分の重りを乗せた重量)が60kgですが・・・」とか脅してくることがある。
このゲームでは斤量は70kg以上でもない限りそんなに影響ないので気にしなくて大丈夫
斤量が重いレースはグレードが低いので「このレース出るともったいないよ?別のレースにしよ?」と言っていると思ってよい。

一応ナイスネイチャの出るレース案など。このあと全レースの後に1週放牧を入れよう。これは大阪杯など、徹底的にトウカイテイオーを避けていく案だ。

宝塚記念は予定に入れていないが、かなり手薄なので京都記念に勝ったら出るといい。その時は七夕賞を削除し、安田と宝塚の間を放牧せずに宝塚の後に2週間放牧するとよいと思う。

なお重賞などを勝っていると有馬記念の人気投票で選ばれることもある。メンバーを見て出るかどうか決めよう。見た感じ3着か4着濃厚だが、今回は回避する。もし出たい場合は出否を出走にしよう。未定のまま決定すると回避となるので注意。


◎12月3週 海外幼駒セリ

12月3週には海外幼駒セリ(1歳の海外の仔馬セール)が行われる。1回行くのに1000万円かかるので、必ず行く前にセーブすること
(気に入る馬がいなかった場合ロードして1000万円を取り返すため)

今年は95年の宝塚記念馬・ダンツシアトル、92年の朝日杯馬・エルウェーウィンなどが並んでいる。お守りもいらないし、余裕があれば買うのもよいが、来年はヒシアマゾンが並ぶのでお金を取っておくのも手だ。

ちなみに「ヒシアマゾンをセリで買って破産したプレイヤー」をたくさん見てきたので、何度も言うが買うならば残金3億円くらいは残す余裕を持ちたい。時には勇気をもって見逃そう。間違っても一発購入(割高だけどすぐ手に入る)とか押さないように!

個人的には海外幼駒セリで買うならば96年のグラスワンダー、98年のアグネスデジタル、00年のシンボリクリスエスのどれか一点集中でお金を貯めるのがいいように思う。予算は10~13億円だ。

ちなみに。海外幼駒セリでも架空馬は弱いから基本的に買ってはいけない。上級者になってから、レース能力に期待せず繁殖用の馬として買うくらいだ。


◎12月4週 年末へ

12月4週は1歳馬を買うラストチャンスだ。お守りを出してもいいなら、海外幼駒セリに出ていた馬も買うことができる
(例を挙げるなら金のお守りを出してもいいならセリ市で12億くらいかかるヒシアマゾンを4億強で買うこともできる)

この攻略の通りにやるとお守りがない限り今現在1歳馬がいないはず。別にいなくてもいいのだが、予想以上にナイスネイチャが勝ったりしてお金が6億~8億円くらいあるならば、1歳馬がいないのもさみしいので、下の馬の購入を検討してもいいだろう。

購入するときには【馬情報】→【幼駒】で馬のリストを出し、【馬名】をクリックして並び替えてから、目当ての馬を探しクリック、画面下の【購入】を押そう。

【ダイナマイン90】

2億を超えるのでちょっと高いが、重賞級の実力がある架空馬。芝の1600mあたりが得意で、柔軟性を上げれば2000mまでは走れる。あわよくばG1レースも取れるかも。


【☆ミスタールドルフ】

93年のダービーグランプリに勝った重賞馬なのに、なぜかお守りがいらないお買い得馬。ダートの専門家で、適正距離が2000mから2600mとちょっと長い。多少は距離が短いレースは大丈夫だが、できれば1600m以上のレースを探してあげよう。


【ノーザンフラワー90】

1歳の架空馬の中でそこそこ早くて根性がある大逃げ馬。ややパワーに難があり、地方重賞向け。基本的に芝なら長距離以外の大体のレースが大丈夫で、非常にレースが選びやすいのが特徴だ。
ちなみに今回、年末処理の説明のためこの馬を購入したぞ!

他には史実馬の☆ササノコバンとかも悪くない。予算と相談して決めよう。


◎12月 年末

年末についてだが、まず秘書から初年度の「1年目の目標」についての発表がある。

▲3番目は史実調教多くすれば無理ではないが、2周目用かな

別にできなくても仕方がない。1番上だけ達成できたら御の字だ。

空いているのがどうも気に入らないという細かいプレイヤーの方は、どうにか30年頑張ってセーブデータを引き継いで新しくプレイすることをおススメするぞ。

引き継いだお守りや牧場施設を駆使して、1周目の反省をもとにやっていけばさらにいい牧場の状態を作れるだろう。

そのあと表彰式が行われる。おそらく今のところ縁のない話ばっかりなので、行っても行かなくてもいいが、なんとなくどういった賞があるのかくらい見てもいいかなと思うぞ。


◎年末処理について

さて、年末週でNEXTを押すと年末の手続きとなるのだが、必ずその前にセーブをしよう!

よく上級者でも年末処理は複雑で間違えてしまうことがある。いざとなったら戻すこともできるので、ここのセーブは大切だ。

年末の手続きは絶対に自分でやろう。人任せにすると、当然だが馬の名前を勝手につけられたり、ピークが残っているのに勝手に馬を引退させられたりするぞ。

まずは引退馬を決める

基本的には短評のところを見て「衰えた」と出たら引退させるとよい。ただ成長型が「覚醒」の場合は何度でも寿命が復活するので、9歳まで走らせることができるぞ。

なお、史実馬を使っていて引退示唆と書かれているところに〇がついている場合、引退させないと次に生まれるべき史実馬が誰かいなくなってしまう。馬によっては世界が大きく変わってしまうので、理由がない限りは引退させたほうが無難だ。


次は引退する種牡馬(父馬)の報告

これらの馬は来年から使えないので、一応一通りは目を通そう。
ちなみに牧場施設でPrivate種牡馬繋養施設を作っていた場合、これらの馬を自分専用の種牡馬として1年に1頭だけ買うことができるぞ。


次は輸入される繁殖牝馬の購入

海外から直輸入で、定価で売ってくれるがお守りが必要だ。牧場に空きがあるなら何か買ってもいいだろう。

91年の年末はバレークイーンワキアが目玉。牧場に空きがあり金のお守りが余っているならぜひ買っていこう。銀お守りの牝馬ではローザネイ(重賞馬ロサードなどの母)がおり、これもお買い得だ。


次は種牡馬(父馬)の購入

一応人気がある種牡馬を輸入できれば荒稼ぎできるが、そもそもしばらく買える余裕はないかと思う。余裕ができるころにはそんなに荒稼ぎも必要ないかと思うので、血統図的にどうしても欲しいみたいな話があるとき以外はあんまり買うことはないかも。

次は所属馬の入厩。

ここでは1歳の仔馬に名前をつけたり、どこの国で走らせるか決めたり、どこの調教師に預けるかを決めたりする、年末で一番大事で、一番時間がかかるところだ。

【動向】
売却するのか日本で走らせるのか決める。
クラブを作ったらクラブの項目が、海外に牧場を作ったらそれぞれその国の項目が増え、どこで走るのか決めることができる。

【所属】
どこの牧場にいるのか書かれている。日本から海外所属になるなど他に移すときは輸送費が1000万円がかかるぞ

【馬名】
馬名をクリックすると馬の情報が得られる。仔馬を売却できる最後のチャンスなので、参考にすべくしっかり情報を得よう。

【入厩先】
お世話になる調教師さんを決める。最低でも知り合ってないと預かってもらえないので、最初は選択肢が狭い。ゲームが進んで預けられる調教師が増えたら、競走馬のウマーソナリティと得意なウマソナが一致する調教師や、特性の相性が良い調教師を選ぶといいだろう。

【えんぴつマーク】
馬の名前を決めるボタン。

【吹き出しボタン】
牧場長がその馬についてコメントをしてくれる。
牧場長の能力値である相馬眼によって信用度が多少変わるが、総合的な能力値の合計によってコメントが変わるぞ。まぁ、「けっこういい雰囲気」「大物」「超大物」以外はまずハズレなので売却するべきだ

序盤では馬がいないので、「けっこういい雰囲気」のような馬を残すなどふるいわけは甘くていい。しかし所持馬が多くなると最終的には早熟・早いは「超大物」、遅め・晩成は「大物」「超大物」を残して売っていくくらいでちょうどよくなるだろう。

全部決めたら、新年へ移るぞ。



■1992年 新年と今度の注意点について


◎1992年 1月

結婚相手候補がいる場合、秘書からだれかと結婚するかを聞かれる。

攻略の最初のほうでも言ったが、離婚できないので間違えないようにしよう

なお2年目になると、機能のところで説明した、オートで決めた週まで勝手に進行してくれる【オート進行】のほか、海外遠征ができるようになるぞ。

◎海外遠征について

番組表で「欧米」にクリックすると海外の番組表が出てくる。そこで、日本の番組表と同じようにクリックしていけば海外のレースに登録できるぞ。

遠征の注意点は3点あり、「その馬が一番最初に海外遠征に行くときはデバフがかかり絶望的に弱い」「帰国、放牧するたびに1000万円かかる」「一部のレースを除いて賞金が非常に安い」という点だ。

安易に海外遠征をバカスカ入れていると、「G1は取れたが遠征費のほうが賞金より高くて赤字」みたいになったりするので、しっかり計画的にやっていこう。



■これからの1年の流れ


最後にこれからの1年の流れをさらっと説明しよう。

【1月1週】
何年かに1度おきに、秘書や牧場長や難易度などを変えるか聞かれる。

【1月2週】
海外レースをこなして、海外のG1レースを勝ち、知り合いが増えてくると海外の1歳馬をリストの中から1頭だけ売ってくれることがある。ただ買うのに虹お守り2枚とか金お守り5枚とか要求されるので、ボッタクリ感が半端ない。

【1月3週】
入厩させた2歳馬のコメントをチェックすると、スピードがあるないが判別できる。「動きが素軽いです」とか「スピードがかなりついてきた」とか言われると期待大。(牧場長が育ってないと言ってくれないが)

【1月4週、2月4週、3月4週、4月4週】
1月から4月までの4週にお守りをたくさん持っていた場合、下位のお守り10枚と上位の1枚を交換してくれるイベントが起きる。
緑のお守りはある程度牧場が大きくなると、すぐ99枚があふれてしまうので積極的に交換していきたい。

【3月1週】
井坂さんが今年のクラシック注目馬と井坂さんの推し馬を教えてくれる。両方あんまりあてにならないので、話半分に聞くとよい。

▲セーブロードすると両方馬が変わる。信用できない。

【3月2週】
ダートで活躍した馬に、3月5週にあるドバイワールドカップの招待が来て、出るかどうか聞かれる。ドバイターフなど他のドバイレースは別に招待がいらないが、これだけは招待がいるぞ。

【3月5週】
有馬さんと鳳さんが来て、国内有力馬を教えてくれる。

▲オートでここまで飛ばして馬の力を調べる力技もある

たとえ条件馬だろうとしっかり教えてくれるので頼りになるぞ。今作の鳳さんは面倒見がよく優しい。
毎年プレイヤー馬を1~2頭は挙げられるように頑張っていきたいところだ。

【4月1週】
出産。前に解説。 →完全攻略②へ

【5月1週】
種付け。これも前に解説。→完全攻略③へ

【6月1週】
種付けが失敗し、不受胎となってしまった繁殖牝馬にもう1回種付けできる。

【6月2週】
宝塚記念の投票が行われ、上位にいる場合出走するかどうか選択する。

【8月1週】
0歳馬のセリ市。前に解説。 →完全攻略③へ

【9月1週】
スピードが高くて瞬発力か勝負根性が高い強い1歳馬がいれば柵を飛び越えるイベントが起こる。いっぱい1歳馬がいてこのイベントが起きないとちょっとげんなりする。

【10月1週】
繁殖牝馬のセリ市。前に解説 →完全攻略③へ

【11月1週】
海外に牧場がある場合、強い海外所属のプレイヤー馬に対しジャパンカップから招待される。なぜか秘書が勢いで全部出させようと企むが、いいえを押し、出す馬を決めよう

【12月2週】
有馬記念のファン投票にて、上位にいる場合出走するかどうか選択する。

【12月3週】
海外幼駒(1歳馬)のセリ市。1回1000万円。先ほど説明した。

【年末】
馬の表彰式など行われる。この後年末処理を行うので、必ずセーブしよう!

こんな感じで1年を過ごしていく。
突発的なイベントも多数あるので、ぜひ馬主生活を堪能してほしい。



■おわりに


まずは長々と攻略記事を読んでくれてありがとう!

この1年どうだっただろうか?本攻略の通りにだいたいやっていれば、牧場の繁殖牝馬は充実し、牧場の設備もある程度ある状態で3~4億円くらい残してこの年末年始を迎えられたのではないだろうか。

もちろんナイスネイチャの戦績によっては、繁殖牝馬が1頭少なかったりとかはするかもしれない。それでも来年や再来年には自分の牧場からG1が取れる馬が産まれてきてもおかしくはないくらいに、十分戦えるようになっているので安心してほしい。

プレイヤーが選んだ種牡馬と繁殖牝馬の仔馬がデビューして数年するまでは、きっと幼駒を売って維持費に当てるくらいで精いっぱいだろうが、きっと世界中のレースを所持馬が席巻する「魔王」になる日は近い。その日を楽しみにしているぞ!

今後のウイニングポスト10攻略については、初心者に有用な「はじめてのオンライン対戦」「はじめてのカスタム対戦」記事などを考えている。ぜひまた見てほしい。

それではまた逢う日まで。ごきげんよう!

攻略の後日談は→こちら


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