![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81093447/rectangle_large_type_2_2a3f64e6f43f1777fc650d019613b106.png?width=1200)
Photo by
jjpp_english
コール ※詩
この現実世界に私はひとりだった。
だから夜中の3時に、自分の涙で目が覚める。
枕に涙はこぼさず、涙が耳に侵入する
それが気持ち悪くて起きてしまう。
そこから寝られないまま、手持ち無沙汰に携帯を触るけれど
通知は常に企業LINEばかりの私のコミニュケーション。
【薬】なしではもう眠れない。
もうかた時も離れられない。
中毒になって、
吐いて、
思い出して泣いてしまう。
夢の中ではあの子は生きていたのに、
現実にはもう生きていない残酷さが
私の心を殺していく。
手が届きそうで届かない。
この病で声がかすれて、増えていく謎の薬は
より私を
(1呼吸おいて)
壊していく。
助けて、助けてよ。
誰に求めれば?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?