見出し画像

コール ※詩

この現実世界に私はひとりだった。

だから夜中の3時に、自分の涙で目が覚める。
枕に涙はこぼさず、涙が耳に侵入する
それが気持ち悪くて起きてしまう。

そこから寝られないまま、手持ち無沙汰に携帯を触るけれど
通知は常に企業LINEばかりの私のコミニュケーション。

【薬】なしではもう眠れない。
もうかた時も離れられない。
中毒になって、
吐いて、
思い出して泣いてしまう。

夢の中ではあの子は生きていたのに、
現実にはもう生きていない残酷さが
私の心を殺していく。

手が届きそうで届かない。
この病で声がかすれて、増えていく謎の薬は
より私を

(1呼吸おいて)
壊していく。

助けて、助けてよ。
誰に求めれば?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?