「自問自答」と私

「自問自答コーディネート」との出会い

30歳を超えてから、ある日なんだか今まで着ていた服が、しっくりこなくなった。

長男が生まれて、初めての育児に四苦八苦し、1歳を過ぎて保育園に預け、ずっとやってみたかったインテリアショップで働き、その後次男を産んで、男の子二人を育てる目まぐるしい日々。
元気が有り余る男子はまるで怪獣🦖のようで、女だらけの家で育った私には、予想もつかないことだらけだった。
おまけに、長男には軽度のASDがあって、幼稚園児だった長男は、気持ちがうまく伝えられず、ちょっとしたことで癇癪になり暴れるのを、抑えたりするのも日常茶飯事。
毎日ユニクロ、無印!洗いやすい、丈夫、汚されてもいい服!
走りやすいようにスニーカー!
しょうがない、しょうがないと自分に言い聞かせていた。

それでも、幼稚園ですれ違う綺麗に着飾ったお母さんを見ると、なんだか悲しくなるような、うらやましいような、自分がすごくみすぼらしい生き物になった気がして、下ばっかり向いていた。
オシャレってなんだったっけ?そもそも、私何が好きだったんだっけ?

なんとかそこから脱却したくて、骨格診断、パーソナルカラー診断に行ったり、スタイリングの本を読み漁った。

そんな中、小沢あやさんのmameの服を買った話を見て、感銘を受けた。

ママだけど、自分のために服を着ていいのか!
ママだけど高い服を買ってもいいのか!!⚡

そこで目にしたmame kurogouchiのディティールの美しさ…。
「着る機会」無いなら、作ればいい。
「ママ」でもあるけど、「わたし」でもある。
「わたし」のために、服を着てもいいのか…と勇気を貰えた。

そこから、「あぁ、私、刺繡の服好きだったな。チャイナ襟の服好きだったな…」と、少しずつ自分の好きだったものを思い出したり、オシャレしたい気持ちを取り戻してきた。


でも、まだまだ起こる「何を着たらいいのか分からない現象」
その後、皿割子さんの「タビブーツを買った話」をインスタで目にし、

タビブーツから草野さんのインスタに出会う。


ここ!ここで「自問自答コーディネート」に出会う(草野さん、ありがとうございます😭)

スタイリング本が好きな私、「まぁ試しに読んでみようかな。」と何の情報も見ずに本屋で購入。
読んでみると「これ、スタイリング本じゃない???」🤔
まるで哲学のように、自分の深層心理に深く潜っていく内容🐟で、それが私にはどハマりし、アーカイブもラジオもnoteも読み漁った(とても良い情報が簡単に手に入れられる時代、素晴らしい!👏✨)
「これだ!」と確信し、溜めに溜めていたスタイリング本を、全部手放した。



私について

私は一重のつり目で和顔である。学生時代は、よく「目あいてる?」と馬鹿にされた。
色も白いため、ほっぺも赤くなりやすく、田舎くさい顔をしている。平安時代に生まれたら、美人にカテゴライズされていたのにな~。
両親からは「ブス」と呼ばれ(悪気はない)、自分は観賞用ではないんだなと理解したのは幼稚園の時だ(プラスチックを飲み込んだ)

それからずっと、自分の容姿に自信がない。
「自分を好きか嫌いか」で聞かれたら「好きでは無い」という。
自分の頭の中にいる自分はすごく醜くて、鏡で実物を見たとき「言うほど酷くもなかった、あぁ良かった」と安堵する。とても素敵な服を着ても、私が着たら台無しにしてしまっているのではないかと思う時もある。

その浮き沈みが嫌で、自分を好きになりたくて、そのままでいいと許してあげたくて、少しの不安でぐらぐらしてしまう自分をなんとかしたくて、自問自答をやってみることにした。

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