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SDGs つくる責任つかう責任とは?

2月ぐらいに、ある勉強会先で、SDGsというカードゲームに参加して

みました。とても、意義のある内容でしたので、ご紹介させて頂きます。

その場所で開催されているのは「地方創生のSDGs」ゲームです。

そして、そのカードゲームを通じて学んだのは、

チームワークと適材適所での、決断力、誠実さ、積極性でした。


また、その場所をご提供されている方々は、アパレルの老舗メーカーさん

でもありますが、色んなセミナ―等も開催されている事もあり、自身が

SDGsの概念で思い違いをしていた事に気づかせて頂きました。その場所で

学んだカードゲームの方法を優先すれば、願いは叶うのかも?そんなリアル

体験も学ばせて頂きました。


どんな内容か?は実際に体験いただかないと分からないと思いますが。

少しだけ?(伝えすぎ?で、ごめんなさい。。)概要をお伝えします。


その時のゲームで私が担当したのは、行政役です!!(苦笑)


そして、色々な政策に対して、民間も行政も協力しながら、

「経済」「人口」「環境」「暮らし」という4つのゴールに対して、

ポイントを獲得して行きます。そして、最後に4つの目標を達成出来る

ようにカードも交換していきます。また、そのゲームでは、色々な

政策カードとマネーカードも切って行きます。


そして、行政担当だった私は、一番荷の重い役=お金の配分に見合った

政策を判断していく立場でした(汗)。。。また、その場所で、民間役を

努めてくださった皆様は、初めてお会いする方々でしたが、参加者全員が

個々に見合った適材適所で、リーダーシップを発揮して頂き、最後には見事

に全てのテーマで目標を達成しました!!


そして目標達成の為、本来、私は行政担当として座っている事が多い立場

のはずなのに。。。?最後の方では自分から積極的に手元にあるカードを

全て使い、マネーカードがなくなるまで動きながら(動きすぎ?)担った

政策=「経済」「人口」を達成する事もできました。

(途中マネーマイナスでしたが。。)


その時に、お金の貸出担当として、最初に受け取ったカードで、

キーとなったのは、「女性と子供」に対する政策でした。


そして、民間の方々の運転資金を躊躇なく配りながら、もう一人の

行政担当者の方の堅実なマネー・政策カードでの判断による手助けも

あり、あらゆるカードの政策が循環していきました。そして、お金を

貸し出した方々は、国のお金が無くなりそうになった時には、

躊躇なく返金して頂き、また、新たな政策に着手する事もできました。


そして、最後には、一旦、「減税」というカードを切られた、別の

行政担当者の判断が功をそうし、「経済」「人口」目標のポイントが

達成できた事から「環境」「暮らし」のポイントも達成出来ました!!


その時に、最後に別の行政担当者の方が、切り札として使ったカードは、

「増税」!!でした。「経済」「人口」が安定したタイミングで「増税」

カードを使った事で、最後には、全ての目標が達成されました!!

そうした達成結果では、その場にいた方々全員が感動!!し合い、

また、初対面の方々とのチームワーク達成!!という意義を感じた

1日となりました!!


と、、読むだけだと、簡単に目標達成できそう!!と思いますか?

実はこのゲームでは、すべての課題をクリアして、目標を達成する事は

難しいとの事でした。ですので、やはり、こうした政策を対応する方々には

クリティカルシンキング能力が試されるようです。そうした能力の高い

方々がチームワークも大切にし、経済が回るようにと、民間の立場で動いて

下さったおかげで、4つの目標が達成されたようです。


その時に気づいたのは、Fashionというモノづくりに携わる自身が、

こだわってきた、SDGsの12番目の目標「つくる責任、つかう責任」を

達成するには、「女性や子供」さんにとって、本当に良い政策とは?という

カードを重視する事で「つくる責任、つかう責任」=作り手と使い手を

繋げる結果に近づける!そう、実感しました。

つくる責任つかう責任

出典:国際連合広報センター


そんなお話しを何故?今頃?と思われるかと思いますが、このゲームの

プロセスって、なんだか?現在の、新型コロナウイルスに対する政策と

似ていませんか?実は、新型コロナウイルスが流行る数年前から、

インフルエンザや感染症の問題が国内外の専門家間では取り上げられて

いたようです。

そうした問題があったからなのか?は分かりませんが、こうした新型

コロナのような問題が起こらないようにと、警鐘を鳴らしてきた方々

からの、メッセージカードがSDGsゲーム?そんな気がします。


特に、このカードゲームは、企業向けセミナーでも活用されている程、

レベルの高いカードゲームですので、経済に関する方々の知見を取り

入れたゲームのように感じます。ただ、このゲームでは、現在の世界

レベルの問題定義カードではなかった事から、SDGsの本質を学ぶための

学びとして留めておきたいと思います。


そして、今日は、SDGs関連で、本当に悩みました!!


というのも、あるエシカルfashion、サスティナブルについての議論や、

発信を行う場所への応募締切日だったからです。その応募先のコミュニ

ティでは、途上国に特化した案内が多いため、偏った思想では??

という思いもあり、また、現在の国内の現状を目の当たりにしている

立場としては、途上国の問題は先進国の中でも起こっているのに?何故?

途上国の事ばかりを強調するのか?先進国内の問題も取り上げないのは、

なんだか違いませんか?特に、「誰一人取り残さない」という概念、

「SDGs」を大切にする場所では。と思っていたので。。。


そんな思いから、トップクリエイターさんには程遠いデザインであっても、

応募に躊躇していました。なにせ、自分が納得できるまでは、自問自答を

繰り返す、悪い癖があるものですから。。


また、海外のHPであった為、どこまで本当に存在する団体なのか?が

不明という事でも悩んでいましたが、これが、結果を出し切れない

今の自身の悪い所だと改め、応募しました!(笑)

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この文字のデザインは、数年前、バングラディッシュ等での縫製工場で

起こったフェアートレード問題、労働環境、人権問題、崩壊事故も踏まえ、

先進国の方々だけでなく、全ての方々に問いかけた文字でもあります。

そうした文字やアートなどでの問いかけを希望された先では、一般の方々も

参加しやすい取り組みも実践し、又、コミュニティを通じて多様な方々が、

現在の社会問題に対して疑問を持つことを、大切にしています。

そうした場所に対しての自身の答え?というよりも、自身が考える、

本当の意味での循環型社会とは?という問いかけの答えとして、応募

してみました(笑)といっても。。何ら見返りもない著作権放棄の

応募ですが、疑問や拘りを捨てるとスッキリしました!!


そして、現在、Fashion業界では、沢山の衣料品縫製を依頼してきた

途上国に対して、労働賃金を支払わない、キャンセル等が相次でいます。

逆に、国内の雇用者を一時休業させながらも、途上国への支払いを行って

いる企業もあります。この記事を読んで思うのは、確かに労働賃金を

支払わないというのは、道理に外れています。逆に、労働賃金が安いから、

需要があるからといって、大量生産を行い、また、そうした大量製品を

請負うしか生きる術がない。そこに、一番の問題があるように感じます。


途上国の民間の方々は、食べていくためにはどんなに安くても、きつい

仕事でも、文句を言わずに働くという選択肢しかありません。そうした

途上国の方々の対価を支払うためとは言え、いつまでもこうした大量品で

安価な対価を当然と思ってきた事=安価な製品がいつでも手に入る

という思考が普通になっていた事が問題である中、先進国の無駄な消費

行動も積み重なり、今回のような世界レベルでの感染症による経済不安が

起こったようにも感じます。


なぜなら、繊維業界では、廃棄する衣料品の量よりも生産される場所での、

環境汚染が一番の問題となるからです。国内では色々な災害問題を経験

してきた事から、改善されている地域は増えてきていますので、地産地消

という循環システムが出来ていれば、問題は少ないと思います。ただ、

途上国のインフラ整備もままならない中で、現地の方々の健康をも害する

ような自然環境の破壊を行えば、こうした感染症に耐えるだけの栄養素を

含まない、食材、家畜も増えていくようです。

また、途上国ならばなおの事、自然環境を整えるためのインフラも

整っていない事情も重なり、工場などで排出される汚染水が自然界に

流れています。そうした水や土壌で育った食物、家畜を輸入し、食す

私達の健康にも害を及ぼすのでは?という、自身なりの答えですが。

国内外のエンドユーザーの方々の中には、こうした安価な大量生産品は、

途上国での不健康な自然界を生み出す事を、ご存知の方々も存在します。

ただ、元々、衣服は皮膚を保護するためではなく、個を表現するために

発展してきたツールでもある事から、生活に余力のある方々ほど、個を

演出しようとする意識が強く、大量製品の安価な品を購入しては破棄、

又は、クローゼットに入りきらないほどの量を購入し続けています。

そうした本能的な衝動=安価な製品でも個を表現したいという欲求を

抑える事は、難しいようです。


そんな本能的消費欲求を楽しみたい方々がいる=大量製品の需要が続く=

途上国の人材雇用を維持する事は、良い事だと思いますが、逆に、日本

国内でも安い賃金で製造業を営んできた下請け、孫請け事業者の仕事は、

親会社が、生産拠点を海外に移した事から、人材雇用も、設備投資も

まならなず、事業継承問題を抱えた工場は倒産し、ますます、安価な

仕事を請け負う途上国へと、仕事が移って行きました。

出典:繊研 2016/11/15 日付 19590 号 1 面


そして、皮肉にも?こうした世界的自粛状況の中で、国内で稼働して

いる業種の多くは生産を請負う製造関係です。そして、消費する事が

主となってきた国内では、人材の能力を見捨てるような経営を繰り

返してきた先進国となり、今では、こうした事態に素早く適応する

事ができず、一番、感染者が多い結果となっています。

注:日本経済新聞社

そして、高度経済を支えてきた、モノづくりの国=日本でも、今では、

国内外のどの場所でも、暮らして行くだけで精一杯という、安価な対価で

働かせる。そんな悪循環な経営方針が重なった事で、人間本来の免疫

作用と、自然環境と調和するべき、本来の人と自然環境とを循環させる

システムを壊してきた結果が、もし?こうした感染症を引き起こした

一つの要因だとしたら? 私達一人一人のほんの少しの思いやりという

心がけが薄れてきた事も、ウイルスを拡散させた一つの要因なのかも?

しれません。

出典:外国人労働者新聞

ただ、そうは言っても、既に懸念されていた事が起こっている

こうした状況下では、私達も苦しい立場であり、また、途上国で

おこっている人権被害と同じ事が、国内でも起こっています。

国内では派遣切り、休業手当も支払わず、辞職か無休休暇かを

迫る事業者が出て来ている。そんな現状下では、先進国と言えども

出来る事は、限られています。

出典:PRESIDENT Online


だからと言って、何もせずに今までと同じ環境下で、諦めるのではなく、

身近にある人や、モノ、出来事に対して、出来るだけ耳を傾ける=

改善してみる。そんな小さな心がけ一つ一つが集まれば、きっと、

超えられない山はない。そんな気がします。


あくまでも家族の闘病生活や、火災など、色々な苦難をなんとか

自分なりに乗り越えてきた、楽観的見解で恐縮ですが。。。


下記の案内は、健康に関するちょっとしたヒントを、掲載して

おりますので、少しの気晴らしになるようでしたら、一読下さい。


新型コロナウイルスの影響がこれ以上拡散しない事、

一日でも早い、事態の終息を願っております。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。


#働き方  #自然環境  #ライフスタイル  #SDGs  #M☒A☒O  #archaichic



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