プロ試験の仕組み、ライバル

こんにちは、まおまおです。

まだまだ暑い日々が続いております。マスクと相まってかなりキツイです。

さて、今回は囲碁のプロになるための試験のお話です。ふとNHKをつけたとき、囲碁を打っているのをご覧になったことがある方は多いのではないでしょうか?10秒〜、20秒〜なんて聞いたことあるかもしれません。出演して試合している方々は囲碁のプロ棋士、しかも活躍している棋士の皆さんです。

さて、囲碁のプロってどうやってなるのかみなさんご存知でしょうか?

プロになるためにはテストに合格する必要があります。テストと聞くと筆記だったり実技試験だったりを想像しますね笑

プロのテスト、通称プロ試験は受験者同士で総当たりのリーグ戦を行い、上位の数名をプロとして採用する方式になります。(特例として、プロと勝負する実技試験の形式もあります)

プロ試験は夏と冬に2度行われており、

夏: 院生というプロを目指すための養成機関の上位1名(4〜6月の総合成績1位)

冬:院生20名+院生以外の外来受験者6名から上位2名

冬の試験は外来予選というものがあり、外来受験者だけであらかじめ予選を行い6名にしぼります。

その後院生11位〜20位の10名と外来6名の16名で予選を行い、6名にしぼります。

そして、院生1〜10位の10名と予選通過者6名で本戦を行い、上位2名がプロ試験合格です。

外来ですと冬のプロ試験は4ヶ月にも渡り、長い戦いになります。

私もプロ試験を何度か受験し、本戦を何度か経験しましたが、上位2名に入ることはできませんでした。


さて、私が受けていたプロ試験の合格者たちなのですが、ほとんどの方が現在


リーグ入り、プロタイトルを獲得したことがあります。


黄金時代すぎる笑

そして、私と共にプロになることが出来なかったが、アマチュアとして大会に出場している方々もいます。


アマ全国大会優勝しすぎ笑


私たちの世代は俗に言うヒカルの碁世代と言われており、囲碁人口が多かった世代になります。

囲碁をやったことない方もヒカルの碁は知ってるよ!って方が多いのではないでしょうか。

その時代のライバルが本当に強かった。

お互いがお互いを刺激していた時代だったと思います。


あえて書きますが

院生やプロ入段者はちょっと前の方強かった


なんていう意見もよく聞きます。今の方がライバル同士で競ってお互いに切磋琢磨しているという印象は薄いです(もちろんやってる方はやってる)

ライバルって本当に大事で、成長に欠かせないものなのだなと本当に感じます。


ライバルを作りましょう。こいつだけには負けたくないって人を作りましょう。


ではでは〜。




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