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【短歌】よろづの言の葉

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「やまと歌は人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」 先人もすなる短歌といふものを、僕もしてみむとて詠んでみます。
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2023年10月の記事一覧

秋の夜甘い香りにふと見上ぐ
姿見えずもそこに咲く花

詠いたい三十一文字の短き歌
飾らぬ思いを言葉に乗せて

千年の時超え君に逢いに行く
腕に枕を抱(いだ)く長き夜(よ)

君を推すこころの消ゆることあらば
末の松山波もこえなむ

訳)
あなたを推す気持ちが消えることがあったら、末の松山を波がこえるでしょう(そんなことはありえません)

いにしえの北の都の多賀の城
かの歌詠みが愛した地なり

白い頬をふわりと撫でる甘い風
秋季を運ぶ金色の花