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私の記憶が蘇るとき

私は本をよく読むようになったけど、読んだことのある本について訊かれたとき、パッと出てこない人間です。

書店に行って、
「これ、ずっと探してた本じゃないか…」
「この作家さん、やっぱり好きだ…」なんて思い出す人間です。

なので、本について話すとき、できれば書店へ足を運んだときのほうが私は語れるはず。

ただ、書店では静かに本を選びたい派の人間です。

好きな本は何?と訊かれたときの為に、私はメモ帳に残しておくことにしました。

わたしの記憶って、大抵そんな感じで。
その場所に行けば、本物に触れれば、思い出せるんです。
そのときの記憶力は普段の自分を超えるくらいに。

これは実際に起きた話で、
バイト時代、バックヤードで店長からいきなり「好きな画家は誰?」と質問されました。

その話になる直前まで、業務連絡をしていたのに。

私は30秒くらい脳処理を行い、そこで出てきた画家は、ランキング10位くらいの人物を答えてしまったのです…

今でも納得のいかない、もやもやエピソードとして残っています。

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