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不満だけを書いても改善しない

「氷を自分のモノかのように取らないでください」

シェアハウスの共有ノートに書いてあった。

私は、自分の氷袋(市販のやつ)には、
部屋番号を書いて、
奥のほうで下敷きにされている。
氷袋にさらに、袋で覆って、
部屋番号も書いていたはずなのに。

そのノートを見た直後に、
冷凍庫の扉を開けたら、
私の部屋番号の氷袋が1番上にあった。

なんだか、私が書いたみたいじゃん、と
率直に思ったけれど。
そして、たしかに
氷の量も少ないような気もするけど(笑)

別に、私は気にしていない。

むしろ、暑い日々だから
生命維持の為にも、使ってどうぞって感じ。

そもそも、
ちゃんと氷袋に部屋番号を書いて、
保存しているのは
私くらいしか確認していない。

ノートに不満を書き出す前に、
ご自身の管理を
見つめ直したほうがいいと思う。

私の氷袋は、奇妙なことに、
あと少しの量しかないけど(笑)

もし次、氷袋を買ったら、

「暑いので、ご自由にどうぞ!by○○号室」
なんて、袋に書いてみようかな。

…遠回しの嫌味になりそうだ(笑)


不満だけ書いても改善しないことは、
職場の共有ノートのときにも経験したことで。

「◯◯がこうなっていて、不快だったからやめてほしい」 

という、文面を書く上司がいた。

初めて上司の書いた文を読んだとき
普段、本を読んでいないんだろうな、と
失礼ながら思った。

だってこれ、このままだと
自分の不満を言いたいだけで
終了しているではないか。

組織を強くする上司なら、
前向きな言葉で、
人が動く改善案を考えるべきだろう。

私は、その上司の文を読んで、
書く伝え方が上手くなりたいと思い、
あらゆる参考書やラジオを聴いて
改めて、勉強した。

なので、ある意味、
反面教師として学ぶことができた。

私は、改善点を提案する際に
必ずメリットをいくつか立てて、
最終的なゴールが
幸せで平和であることを重要視する。

相手の存在を想像して、
伝わりやすい言葉で伝えようとする。

そうすれば、次第に気持ちは伝わっていく。

それは誠実性でもある。

長い年月をかければ
わかる人には強く伝わって、
共感し合える日が来る。

改善したいことを、相手に伝えるときは、
必ず明るい未来を想像させて伝えていきたい。

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