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De mi barrio

Esta canción me hice sentir "tengo ganas de cantar más"...
「もっと歌いたい」そのきっかけがこの歌。私の大好きな曲の一つ。
 この曲はフランシスコ・カナロの初来日時に歌手のイサベル・デ・グラーナが歌ったそうです。なので、日本のタンゴ黄金期を経たタンキチさんたちはよくご存知の歌だそうです。(彼女の歌はこちら↓)
https://youtu.be/WZr5Bhw7Gn0
「地元じゃ一番の器量良しだったけど...今はキャバレーの片隅でタンゴとシャンパンの間で生きる。私はミロンゲーラ」とたくましく生きている様を歌っています。この曲が作られた1920年代の雰囲気と女たちの悲しみも強さも感じるタンゴらしい一曲です。
なお、作詞作曲はR.ゴジェネチェですが、あの有名な歌手ではなく、そのお叔父さんらしいです。

De mi barrio       (tango 1923)
   Letra y Musica Roberto Emilio Goyheneche

Yo de mi barrio era la piba más bonita,
en un colegio de monjas me eduqué
y aunque mis viejos no tenían mucha guita
con familias bacanas me traté.
Y por culpa de ese trato abacanado
ser niña bien fue mi única ilusión,
y olvidando por completo mi pasado,
a un magnate entregué mi corazón.

Por su porte y su trato distinguido
por las cosas que me mintió al oído,
no creí, que pudiese ser malvado
un muchacho tan correcto y educado.
Sin embargo, me indujo el mal hombre
con promesa de darme su nombre,
a dejar mi hogar abandonado
para ir a vivir a su lado.

Y es por eso que mi vida se desliza
entre el tango y el champagne del cabaret
mi dolor se confunde en mi sonrisa,
porque a reír mi dolor me acostumbré...
Y si encuentro algún otario que pretenda
por el oro mis amores conseguir,
yo lo dejo sin un cobre pa' que aprenda
y me paguen lo que aquel me hizo sufrir.

Hoy bailo el tango, soy milonguera
me llaman loca y ¿qué se yo?...
Soy flor de fango, una cualquiera
culpa del hombre que me engañó...
Entre las luces de mil colores
y la alegría del cabaret,
vendo caricias y vendo amores
para olvidarme de aquel que se fue...

私の町では
  作詞作曲:ロベルト・エミリオ・ゴジェネチェ

私は地元じゃ一番かわいかったの。
ミッションスクールに通ってて、
両親はそんなにお金持ちじゃなかったけど、
私は裕福な家の子たちと付き合った。
その子達との付き合いのせいで、
私はお嬢さんになると錯覚した。
私は完全に自分の過去を忘れ、
ある金持ち風情の男に私は心を引き渡した。

彼の見かけと上品な立ち居ふるまいで、
私に色んな事を吹き込んで、私を欺いた。
私は彼が悪人だなんて信じなかった、
あの礼儀正しく教養のある青年が。
その悪い男にそそのかされたにも関わらず、
彼の名前を私にくれると約束したから、
私は家族を捨てた
彼のそばで生きていくために。

そうやって私の人生は滑り落ちた
キャバレーのタンゴとシャンパンの間に。
私の苦しみは微笑みに混じる
苦しみを笑うことに慣れたから。
もしも、お金で私の愛を手に入れようとするような
馬鹿な男に出会ったなら、
私はその男を一文無しにして捨ててやるわ、
そのバカ男の学習のために、
そして、あの男が私に与えた苦しみの仕返しのために。

今日も私はタンゴを踊る、私はミロンゲーラ
人々は私を狂った女だと言うけど、"知ったこっちゃないわ!"
私は泥の花、ただのありふれた女
私をだましたあの男の罪のせい。
千の色のきらめきとキャバレーの歓声の中で
私は媚を売り、愛を売っている
去っていってしまったあの男を忘れるために。

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