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マンガの5言語同時販売サービス『Mantra Limited Test Ver.』リリースのお知らせ

皆さま、はじめまして。Mantra株式会社・代表取締役の石渡と申します。

私たちは今年の1月28日(2の7乗で縁起が良い!)に法人設立したばかりのスタートアップです。今はまだ、私と共同創業者の日並、元編集者の山中の3人しかいませんが、「世界の言葉で、マンガを届ける。」をミッションに、マンガに関わる全ての人が幸せになる社会を目指しています。

私たちが大好きなマンガが世界で同時配信され、世界中のマンガファンが毎週(あるいは毎日)、リアルタイムに最新話を自分の母語で楽しむことができる。世界中のファンからの声援はもちろん、収益も制作者たちにしっかり届く。そんな未来を、私たちはMantraで実現していきたいと思います。

Mantra Limited Test Ver.をリリース

その第一歩として、本日、法人設立後初のプロダクトである『Mantra Limited Test Ver.』を期間限定でリリース致しました。

これは、私たちが東京大学FoundXIPA未踏アドバンスト事業東大IPC等の支援を受けて開発したマンガ専用の機械翻訳技術「Mantraエンジン」を使って翻訳したマンガを、世界中のマンガ読者に購入してもらうためのWebサービスです。

今回は7作品×5言語版(英・中・仏・独・西)を同時にリリースしていますが、実は各作品、およそ1週間程度で翻訳と写植を完了しています。

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高速多言語翻訳を実現する「Mantraエンジン」

なぜこれだけ高速に多言語版の制作が可能なのか? これは、私たちの「Mantraエンジン」と「人間の翻訳者」が協調しながら効率的に翻訳を行うことによって実現しています。

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5言語のうち、英語版と中国語版は「Mantraエンジン」での翻訳をベースに、翻訳者がチェック・修正を加えて完成させています。この修正作業も、私たちが開発したWebシステム(上図)で行うため、下訳→翻訳修正→写植を、同一画面上で一気に完了させることができます。これにより、人手を介した翻訳であったとしても、従来の半分以下のコストで翻訳原稿の制作が可能になりました。

さらに今回は、人手修正した英語版を元に、フランス語・ドイツ語・スペイン語への機械翻訳を行うことで、合計5カ国語への高速な多言語展開を実現しています。そのため、「Mantraエンジン」のみで翻訳した仏・独・西語版については、各言語ネイティブの読者からすると、やや違和感があるかもしれません。以前、フランス語ネイティブの方に英→仏自動翻訳したマンガを読んで頂いた際は、「内容を8割程度理解できる」と評価されましたが、今後のフィードバックを受けて、より翻訳精度を高めていきたいと考えています。今回は一度の購入で、5言語版をすべて読める仕組みにしましたので、興味のある方は、是非各言語を読み比べて見ていただければと思います。

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『Mantra Limited Test Ver.』は5月31日までの期間限定

今回は多言語サイマル配信の可能性を模索するための小規模な実証試験ということもあり、期間限定、かつPDFのみでの販売となっています。ややセキュリティ面でリスクのある実施方法にもかかわらず、ご快諾・ご協力頂いた参加作家の皆様には心から感謝しております。この場を借りて、安倍𠮷俊先生、うめの小沢先生・妹尾先生、松永肇一先生、押切蓮介先生、ナカシマ723先生、ロケット商会先生、リヨ先生に、厚く御礼申し上げます。

2020年5月31日18時(日本時間)までは今回のテスト運営を継続する予定です。また、期間中は作品をさらに増やす予定ですので、ご期待下さい!

出版社、そして漫画家の皆様へ

最後に、もしここで販売テストを行ってみたいという漫画家さん、もしくは出版社の方がいらっしゃいましたら、是非この記事の末尾にあるGoogleフォームからご連絡を頂ければと思います。「まだ海外出版社から声がかかってないけど、これは絶対海外で受けるはず!」といった作品が、日本にはたくさんあるはずです! ぜひこの機会にご協力をさせて頂ければ幸いです。

なお、まだ創業したばかりのスタートアップのため、私たちはあらゆるリソースが不足しています…。すべてのお問い合わせには対応出来ない場合もございますので、予めご了承頂けますと幸いです。

今後の情報は、Mantra公式Twitter(日本語版:@mntr_ja / 英語版:@mntr_enか、このnote上にてお知らせできればと思いますので、是非フォローをよろしくお願いします!


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Mantra株式会社は、「世界の言葉で、マンガを届ける。」をミッションに、マンガに関わる全ての人が幸せになる社会を目指して技術開発を行なっています。 http://mantra.co.jp