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奈良県の井上本店の木まじめ

「木桶3本並ぶと、いいでしょ?!」と得意げな井上本店の吉川さん。2021年に小豆島から運ばれてきた木桶、そこに仕込まれた醤油が間もなく完成するそうです。

寒い時期から何度も繰り返してきた醤油の仕込み。先日、今年の分が全て終わったそうです。家業に戻ってきたばかりの遼さんにとっては初めての仕込み。「究極のOJTといえば聞こえはいいけど、現場に放り込んでいました」と父の吉川さん。

「でも、大学で醸造の基本は学んでいたし、前職での衛生管理の経験値もある。自分の若い時と比べれば、はるかに優秀ですよ」とも。

仕込みがひと段落すれば、少し時間に余裕ができます。「うちの歴史的なことだったり、オリジナルな部分を知らないことに気づいたので、そのあたりを整理しておきたいです。まずは、外部の方が蔵見学にお越しいただいた時、親父がどのような説明をしているかを聞いてみたいです」。

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