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HILLPEAK TOKIWAMATSU

所在地:東京都渋谷区東四丁目101番32(地番)
敷地面積:533.28㎡ 建築面積:350.43㎡
延床面積:1,791.35㎡
構造・規模:鉄筋コンクリート造 地上8階、地下1階建
設計・監理:株式会社伊東豊雄建築設計事務所
施工:清⽔建設株式会社
管理会社:伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社

建築界のノーベル賞と言われる、プリツカー賞を受賞した〝伊東豊雄〟による分譲マンション。これは注目度は大きいです。もしかすると、他の建築家にとっても大きな出来事の一つになるんじゃないかとさえ思います!理由は最後に!



渋谷区東、常磐松ゆかりの丘。日本が初めて出会う独創の8邸。

これほどまでに美しく、独創的なフォルムの住まいを見たことがあるだろうか。
全8フロアに描かれたのは、まったく趣の異なる8邸。
それは個々の邸の独立性を際立たせ、より快い暮らしのあり方を追求した必然のかたちだった。
世界を舞台に活躍し続けている建築家、
伊東豊雄が、日本で初めて手がける分譲レジデンスへ。


・ 伊東豊雄

伊藤豊男

Design

光と風を、すべての邸に。個の快適に着目した斬新なフォルム。

伊東豊雄がめざしたのは、光がすべての空間を満たし、風が通り抜けるレジデンス。そのために各階の形を変化させ、建築としても斬新なフォルムとなりました。空間デザインには、個々の家族の暮らしに対応する自由度の高いプランが組み込まれています。また外観は黒い和瓦や漆喰が用いられ、伝統的な日本の建物や城の美学が映し出されています。


プリツカー賞

日本人は世界最多の8人が受賞。伊東豊雄は2013年に受賞した。

1987年:丹下健三
1993年:槇文彦
1995年:安藤忠雄
2010年:妹島和世、西沢立衛
2013年:伊東豊雄
2014年:坂茂
2019年:磯崎新


伊東豊雄の代表作品

物件HPは、多摩美術大学図書館 八王子キャンパス(2007年)とみんなの森 ぎふメディアコスモス(2015年)の画像が間違っています。こちらが正しいです。

せんだいメディアテーク(2000年)
多摩美術大学図書館 八王子キャンパス(2007年)
みんなの森 ぎふメディアコスモス(2015年)
台中国家歌劇院(2016年)


・ Landscape


・ Room Plan

専有面積:98.58㎡〜199.12㎡
総戸数:8戸

間取りは現在は未発表。

101号室 (The Grace)

3LDK+2WIC+SIC+TR
専有面積:163.49㎡(49.45坪)
サンクンガーデン:8.78㎡
ガーデン:29.05㎡
TR:1.24㎡

101号室 (The Grace)

102号室 (The Elegance)

3LDK+2WIC+SIC+TR
専有面積:166.69㎡(50.42坪)
サンクンガーデン:8.61㎡
ガーデン:68.04㎡
TR:1.24㎡

102号室 (The Elegance)

201号室 (The Gardens)

3LDK+3WIC+SIC+TR
専有面積:199.12㎡(60.23坪)
バルコニー:8.24㎡
フローティングガーデン:82.18㎡
TR:7.00㎡

2階には、3つの植栽空間を配置。
それぞれに趣の異なる庭が、中心のテラスとつながっている。
暮らしの中で多彩なシーンを楽しめる住まい。
テラスは、屋内のリビングと連続したスペース。
窓外に美しい風景を描き出し、伸びやかに開放を誘う。

301号室 (The Terrace)

3LDK+2WIC+SIC+TR
専有面積:151.30㎡(45.76坪)
ルーフバルコニー:52.95㎡
TR:1.24㎡

401号室 (The Sense)

2LDK+2WIC+SIC+TR
専有面積:144.43㎡(43.69坪)
バルコニー:4.18㎡
ルーフバルコニー:26.32㎡
TR:2.97㎡

401号室 (The Sense)

501号室 (The Light)

2LDK+WIC+SIC+TR
専有面積:98.58㎡(29.82坪)
バルコニー:4.31㎡
ルーフバルコニー:39.14㎡
TR:2.24㎡

601号室 (The Air)

3LDK+SIC+TR
専有面積:116.26㎡(35.16坪)
バルコニー:6.67㎡
ルーフバルコニー:26.00㎡
TR:1.34㎡

701号室 (The Peak)

3LDK+2WIC+FA+SIC+TR
専有面積:149.02㎡(45.07坪)
バルコニー:3.61㎡
プライベートスカイデッキ:81.51㎡
TR:6.81㎡

701号室 (The Peak)


・ 評価

伊東豊雄の初分譲マンション。有名建築家が手がける分譲マンションはそう多くない。その理由はやはりコストのためだろう。有名建築家に依頼するには莫大な費用がかかる。有名ではない建築家はローコストかもしれないが、それならばわざわざ依頼する意味がない。分譲マンションというものはコストを可能な限り下げて儲ける事業なのである。しかしながら、これだけ高級マンションが一般的になってくると差別化せずには生きて残っていけない時代となっている。特に東京はそうだ。となると、今後はコストをかけてでも建築家に依頼するディベロッパーは増えるかもしれない。
今回の物件はわずか8戸であるため、日本国内だけで完売すると思われるが、世界から注目を受けるマンションだろう。伊東豊雄の年齢を考えると、彼からは今後このようなマンションが継続して発表されるとは考えにくい。従って、資産価値としても魅力的な物件になると予想する。

まだまだ追記していきます!更新をお待ちください!!

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