ブランズ千代田富士見
所在地:東京都千代田区富士見一丁目
築年月:2024年12月
階建:地上18階 地下1階建
構造:鉄筋コンクリート造
総戸数:69戸
敷地面積:2,792.34㎡
建築面積:1,324.36㎡
延床面積:12,042.44㎡(容積対象面積:7,227.03㎡)
売主:東急不動産(株)
施工会社:東急建設(株)
管理会社:(株)東急コミュニティー
・ 隈研吾
今や、隈研吾を知らない人はいないと言っても過言ではないだろう。代表建築は多数あるが、近年で有名建築と言えば、やはり国立競技場となる。
KKAA(KENGO KUMA AND ASSOCIATS)
まずは、隈研吾のイメージスケッチからみていただきたいと思う。シンプルなスケッチであるが、外観をイメージしたものである。外観デザインのテーマは、「豊かな緑の中に浮遊する厳かな石のヴェール」。このように作り手の記録の一部が見れるのは、家という大きな買い物をする上で、心に訴えるものがあるだろう。
日本を代表する建築家であり、世界で幅広く活躍されている。いつの日にか、プリツカー賞(建築界のノーベル賞)を受賞ことがあれば、この高級マンションはただの高級マンションではなくなるだろう。
隈研吾が携わる日本のマンション一覧
2009年3月:パークコート神宮前
2010年8月:パークコート神楽坂
2018年2月:パークコート赤坂檜町 ザ タワー
2020年5月:クラス青山
2020年5月:THE AVIOR
2020年7月:THE KITA
2022年7月:プロスタイル札幌 宮の森
2024年11月:プラウド神宮前
2024年12月:ブランズ千代田富士見
・ Floor Plan
Superior Floor:2〜15階
Premium Floor:16〜18階
2〜8階:5戸
9〜15階:4戸
16〜18階:2戸
合計:69戸
駐車場
70台(機械式61台、平置9台)
※ 平置9台に、身障者用1台・来客用1台を含む。
・ Room Plan
専有面積:72.96㎡〜210.89㎡
A type :72.96㎡
B type:96.99㎡
C type:75.34㎡
D type:80.80㎡
E type:72.96㎡
F type:80.13㎡
G type:120.00㎡
H type:109.58㎡
I type:90.54㎡
J type:210.89㎡
K type:210.89㎡
80.13㎡
Room type:F type
部屋番号:901〜1501号室
専有面積:80.13㎡
バルコニー面積:12.46㎡
Living Diningの角の柱、Bedroom(2), Bedroom(3)が5J未満であることは気になる。間取りを変更して2LDKにしても良いかもしれない。
80.80㎡
Room type:D type
部屋番号:204〜804号室
専有面積:80.80㎡
バルコニー面積:11.35㎡
Living Dining:13.5J
Bedroom(1):8.0J
Bedroom(2):5.5J
図面はないが、非常に綺麗な間取り。人気はとても高いだろう。
90.54㎡
Room type:I type
部屋番号:904〜1504号室
専有面積:90.54㎡
バルコニー面積:13.48㎡
マイナス点が少なく、綺麗な間取り。家族で住むには非常に良い3LDKである。
109.58㎡
Room type:H type
部屋番号:903〜1503号室
専有面積:109.58㎡
バルコニー面積:15.23㎡
Shoes Closet, Shoes in Closetと靴を入れるスペースが2つある珍しい間取り。玄関にShose Closetがあるため、非常に重宝するだろう。風呂サイズは1822と、100㎡未満と比べて大きくなっている。
120.00㎡
Room type:G type
部屋番号:902〜1502号室
専有面積:120.00㎡
バルコニー面積:16.24㎡
モデルルームに使用された間取り。Powder Roomは2つとなり、PP(Private-Public)分離ができている。Living Diningはモデルルームのような家具配置が理想的だろう。
210.89㎡
Room type:J type
部屋番号:1601〜1801号室
専有面積:210.89㎡
Room type:K type
部屋番号:1602〜1802号室
専有面積:210.89㎡
ブランズ千代田富士見で、最大専有面積となる210.89㎡。J type、K typeともに同じ広さであり、16〜18階にそれぞれ1戸ずつ。そのため、最大専有面積となる住戸は合計6戸となる。残念ながら現在掲載できる図面はない。
・ Model Room
Room type:G type
専有面積:120.00㎡
バルコニー面積:16.24㎡
・ Map
第一種住居地域
再開発
駅のある飯⽥橋と九段下は、再開発によって段階的に発展してきたエリア。周辺では現在も、⼤神宮通りの整備事業が進んでおり、利便性と美観の向上に期待が寄せられています。
・ 物件評価
ルームタイプは階数によって区切られ、非常にシンプルとなっている。間取りは良いものが多く、天井高は、Superior Floorは2.75m、Premium Floorは3.00mとなっており、非常に贅沢な仕様となっている。都心にも関わらず、駐車場の付与率は100%であり、駐車場で悩むことが多い都心では素晴らしいと言えるだろう。そして、隈研吾による外観デザインは素直にカッコイイと思えるものだ。価格によって評価も分かれだろうが、現時点で公表されている内容からは、とてもオススメしたい物件である。
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