見出し画像

WIN5 21/01/31 シルクロードS 根岸S

 怒涛の中山開催が終わり、今週から東京、中京、小倉の3場開催となる。中京は芝レースが二つ、小倉は芝、東京は芝マイルとダート重賞。

 ルメールは年明けの寒いうちは買えないという噂を吹き飛ばすように、重賞騎乗機会5回に対して3勝、シンザン記念のククナ1人気4着、愛知杯のセンテリュオ1人気11着と、勝率60%。平場も含めると16.9.1.32と、例年並の勝率でスタートしている。今週は東京11R根岸Sでタイムフライヤーに騎乗。馬場問わず来るか来ないかという馬に乗るのが重賞で来るか来ないかのルメールということで、人気を集めたとしてもピックせざるを得ないか。

 中京の芝スプリント重賞シルクロードSは高松宮記念へのステップレース。北村友一に乗り替わりのモズスーパーフレアが中心。ここに明け4歳のラウダシオンを始めとして、ライトオンキュー、クリノガウディー、エイティーンガールなどスプリント重賞の実績馬が挑む。

WIN① 中京10R 3勝芝2200m

◎⑬ティグラーシャ 北村友一
○⑫アドマイヤジョラス 岩田康
▲⑩ターキッシュパレス 富田
△③ヒートオンビート 池添
☆④ピッツィカート 団野

 週中の雨、雪で渋った馬場が土曜日曜の好天で乾きつつある。スローからのキレが問われるレースになり得るならディープ産駒から狙うのは全国共通の基本。

WIN② 東京10R 3勝芝1600m

◎⑪テルツェット 戸崎

 オールイズウェルは休み明け取りこぼしがち。レッドアルマーダはマイルへの短縮効果が不透明。ここは消去法で。

WIN③ 小倉11R 3勝芝1200m

◎⑦タマモティータイム 鮫島良太
○⑯センショウユウト 吉田隼人
▲⑭メイショウカリン 菱田

 土曜小倉の芝1200mはとにかく前。ただし前の馬の脚が上がれば差しが届く。前に付けて速い上がりを使えるならタマモティータイムが盤石か。後ろからならそのタマモティータイムに勝利実績のあるセンショウユウト。小倉、福島のローカルで好成績のメイショウカリンまで。

WIN④ 中京11R G3 ハンデ芝1200m シルクロードS

◎⑨ヴェスターヴァルト 富田 55kg
○⑪リバティハイツ 団野 54kg
▲⑫ラウダシオン デムーロ 57kg
☆⑯ミッキースピリット 松若 54kg
☆⑰タイセイアベニール 松山 56kg

 中京芝は今週からBコースに替わり柵が外に移動されている。写真で見ると明らかではあるが、先週までは内にも伸びる箇所があったが、今週からは最内から3頭分ほどは荒れた馬場になっている。
 加えて、このレースは後方追い込み勢が目白押しで、18頭中14頭が真ん中より後ろから行く馬という布陣。ハナを切るのはモズスーパーフレアとセイウンコウセイで、そのまま荒れた内を走るなら直線で捕まる可能性は高いと考える。モズスーパーフレアが56.5kg、セイウンコウセイが58kgで、どちらも好走歴があるもののモズは小倉コースでの実績、セイウンは8歳という年齢的な不安がある。と言いつつも2頭とも強い逃げ馬なため、遥か後方から追い込んでくるのは骨が折れるはず。
 したがって、狙いたいのは真ん中より前目でレースを運べる馬、かつ、直線でスムーズに外に出しやすい枠に入った馬。

 まずは最も良い位置に付けれそうなヴェスターヴァルト。鞍上富田が実行できるか、という疑問は残るものの、仕上がりも良く突き抜けてもおかしくはない。
 次点で団野騎乗のリバティハイツ。休み明けからスプリント路線に転向し、初戦のオパールSで結果を出して続く京阪杯は0.5差の8着。この時は55kgで今回は斤量減の54kgで、先着を許したシヴァージ、トゥラヴェスーラが据え置かれていることを考慮すると逆転の余地あり。

WIN⑤ 東京11R G3 ダ1400m 根岸S

◎⑧スマートセラヴィー 戸崎 56kg
○⑫テイエムサウスダン 石橋 55kg
☆④ダイメイフジ 柴田大 56kg
△⑦ヤマニンアンプリメ 武豊 55kg
△⑬サクセスエナジー 酒井 57kg

 ここはレッドルゼルが抜けている。仕上がり面も問題なく、問題なくレースを迎えることができれば勝利する可能性が高いと考える。と、考えていたが初重賞挑戦となった阪神1400mプロキオンSの凡走の理由を見直すと、1番人気、内枠、ハイペース、先行、と今回と同じような条件が揃っている気がしてきた。
 57kgを背負うタイムフライヤー、サクセスエナジー、58kgを背負う初ダートのステルヴィオ、59kgを背負うアルクトス、サブノジュニアと実績馬が揃っている。ダート上級条件では斤量を気にしすぎる必要はないが、東京ダート1600mで開催されるフェブラリーSに向けたレースであることは各陣営のコメントからも窺える。

 したがって、狙うのは展開に恵まれそうな伏兵馬。根岸Sは時計の出る年始の東京ダートで開催され、例年差し追い込みが決まるレースだが、今年もそうとは限らない。先行勢の前残りなら、仕上がりも良さそうなスマートセラヴィー、本格化の気配があるテイエムサウスダン辺りの台頭があっても良さそう。
 大穴馬として面白そうなのはダイメイフジ。中京1400mで開催された名鉄杯では58kgを背負って逃げ切り圧勝。揉まれ強いアグネスデジタル産駒で、東京ダート1400mの成績も3.3.4.27と良好。好走タイミングが読めないものの、有力馬が別のレースを見据えてる今回はチャンスあり。
 地方交流重賞がメインだが、サクセスエナジーとヤマニンアンプリメは流石に舐められすぎで、前目決着と予想するなら馬券の紐に入れておく価値は高いと考える。

気持ちだけで大丈夫です。高知ファイナルで会いましょう