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#5 コーチングを学んだ半年

今年2月から学び始めたコーチングの授業が先日終了した。

本当にあっという間だったけれど、自分の変化も驚くくらいあった。とにかくコーチングで行う、相手のこんがらがった紐を適切に解くような対話が、自分にも使えると気づいたことと、共に学びあうメンバーの存在がとてもありがたかった。「誰から学ぶか」もだけど、「誰と学ぶか」も重要なことだと毎回感じていた半年だった。

その他に私に起こった変化を書き連ねてみたい。

対話の仕方
セッション中まだまだ使いこなせていない作法もある。もちろん仕事場や現実ではもっと使えていない。そうであっても誰かと相対していると、この人の話をちゃんと正面から聞こう、ポジティブな選択肢を引き出せないかな…など、今までこれっぽっちも思っていなかったことが、頭によぎるようになった。

多様性
多様性に触れることの面白さに気が付いた。このことは自分の考えの狭さや思い込み、決めつけにも気づけたという事でもあった。もともと狭い世界に生きていたし、それで済んでいたので重要とも思っていなかったし、何なら気の合う人だけでいいやと思って避けていたのだから、もの凄い変化である。多分これは、「ムカつく!」といった瞬間湯沸かし的表現が、すべてを怒りの炎にしてしまうように、多様性の無い狭い世界というのは、グレーゾーンやボキャブラリーが乏しく、好きか嫌いかの2択しかない世界に近くて、危険で偏重状態なのだと気づけた。

感情の源
セッションを通じて、相手がいつかの自分のように感じることが度々ある。言葉を変えながら「それって本当にそうなのかな?(本当にそれが問題なのか?)」と相手にも、自分にも問うことが少しできるようになったと思う。もちろんこれだけで都合よく解決には至らないが、感情と事実を切り離して観察すること。この感情に振り回されないプロセスを一つ知れたことで、少し楽になった気がしている。

この3つに気づけたことが、最大の収穫だったと思う。ただ、実際に体感しただけなので、それを使いこなせるようになるには、ひたすら実践(セッション)ではないかと思っている。

コーチとして学ぶための書籍の購入と、noteの有料記事の購読にあてたいと思っています。