800で自己ベスト出した時の練習

 久しぶりのnote投稿です。
 今回は自分のかつてやってた練習を備忘録として書いていきたいと思います。

 今回は800の練習についてです。
 正直な事を言うと、俺自身のベストは2分02秒5です。
 速い遅いかは別にして、恐らくこのメニューが参考になるのは1分台突入くらいまででしょう。
 レベル感で言えば高校陸上で県大会出場~準決あたりまでかと思います。事実。自分自身も高2の新人と高3総体は何とか支部予選を突破して県大会までは進めてますが予選落ちです。
 上記のタイムを出したのは高3の引退レースなのですが、その時の事を思い出しながら高校時代の練習メニューを書いていきます。

 トラックシーズンは下記のような練習メニューが多かったです。
 練習場所はほどんど学校の1周300mの土トラックでした
 月:60分ジョグ
 火:60分ジョグ
 水:(1000+600+300)R=15分くらい。設定→全力
 木:休みor15分ジョグ、ドリル、マッサージ
 金:60分ジョグ
 土(400+200)×5 R=200jog、セット間500~600歩き
 設定→63-29
 もしくは600×3 R=600歩き 設定→全力
 日:休み

 多分普遍的な練習ですが解説を…
 ジョグはいたって普通のジョグです。ペースはキロ6かそれより遅いくらいなのでとてもゆっくりでしたが、「力を使わず800のフォームで走ることが出来るか?」をテーマにやってました。
 恐らく長距離ベースの人ならキロ5くらいでサクサク走ってるパターンも多いと思いますが、まあこういい考えもあるんだな程度に思っといてください。
 後は、時々芝生の上とかも走るようにしてましたね。特に冬期は。芝生でのジョグは同じ時間でも3割増しくらいの練習効果があるような気がします。
 

 そしてポイント練習の解説です。
 基本的に休みを多くとって、その分ペースを上げる練習がとても多かったです。
 その中でも定番は(400+200)×5 R=200jog、セット間500~600歩きでした。
 400は最初の入りのイメージ。200はラスト200のイメージで走って大体63-29とかでした。土トラックでシューズならまあ悪くないのかなと思ってます。
 後は300×5。間500歩きを400H専門の同級生とやったり、マイルも出てたので(200+200)×3のセット走とかもしてましたね。これは間はwalk backでセット間10分休みくらいだった記憶があります。
 後は(1000+600+300)を間15分休みで2’48-1’33-40とかで回ってたりもしてました。まあこれは俺にスタミナが無かった&1500対策でもありましたが。

 こういう練習をこなして、仕上げに使ってたのは600×3でした。重要なレースの前は必ず入ってきました。
 間を600歩きで設定は全力。最初は1’33前後で走れてても最後は1’40やっと切るくらいの有様だったのはよく覚えてます。よくチームメイトに最初の300までを45で引っ張ってもらったりしてました。

 トラックシーズンはこんな感じでガシガシスピード上げる練習ばかりでした。持久系の練習は60分ジョグとたまに6000mペース走をキロ4~3分55でやるくらいなものでした。
 今思うと、もっと400系の走力を上げる練習をすればよかったのかなとは反省してたりします。
 スピード強化のために一人でハードルドリルやハードルジャンブ。ウエイトもしてましたが800のレースペース以上で走る練習が不足していたことは大きな反省です。
 やはり800はレースペース以上で走る練習を取り入れないとレースに対応できない部分が多くなると思います。
 自己ベスト出した時のラップは61-61というイーブンだったのですが、1分台狙って58で入ると2週目は65程度まで失速するパターンが多かったのですが、これはペースに対する余裕度の低さが原因だったと思ってます。
 それに高校時代に気が付いていれば1分台出せてたかもしれない。

 この練習を見て、あまりに量が少ないと思う人も居るかもしれませんが、実際に俺自身もかなり少ないと思ってます。
 勿論。本練習の前にアップや体操。ハードルを使った補強やドリルなどはしてますが。その量も他校や下手すると中学の方が多いでしょう。
 それでもまあ、練習メニューのサンプルとして誰かの役に立てれば嬉しいものです。

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