真心を添えると笑顔が生まれる！

新型コロナの移動制限解除後、はじめて他県へ移動しました。
飛行機での移動です。

久しぶりなのでウキウキしました！
空旅は大好きです。
上空の真っ青な空と白い雲は、地上に居ては見れないものだし、空を飛ぶ感覚が好きなんです。

江戸時代の参勤交代では場所によっては数ヶ月。
費用も現代の3億円くらい掛かっていたそうですし
私の住む県からは90分弱ほどで羽田空港に着いちゃうし、片道1万円くらいで済みます。

な〜んて変なこと考えながら、現代の進歩はすごいよな〜と毎回感動してるわけです。

私が利用するJAL機内は、新しい設備になっていて普通席でもゆとりがあって座り心地もなかなかなもの。

座席ごとにアナウンスビデオも見れます。
新型コロナの影響でのJALの取り組みビデオが加わっていました。

たぶん今までもされていたんでしょうが
機内の換気も上空の外気を取り入れてるそうです。

機内サービスの飲み物は
紙コップだったものが、パックのお茶になってました。
（もちろん紙コップもありました。）

ブランケットは、貸し出しが無くなっていました。
これは事前告知が欲しかったかなー。
（当然の対応策ですけど、うっかり預け荷物にストールを入れてしまっていたから。。。私のうっかりミス。でも以前みたいにガンガン冷房効いてますってことはなくて助かりました）

シート周りも綺麗に清掃されています。
感染予防のためかな？丁寧に掃除されてるように感じるのは思い込み？

入り口にはアルコールシートも置いてあり、気になるところを拭いてくださいってことのようです。

こうやって、細かいところですが
経費掛けて感染予防対策してるよなーという印象でした。

しかし、乗機率はかなり低い。
ほとんどの座席で隣が空いてました。
"JALはひと席ずつ空けての予約しか出来ない" と聞いていたので、
安心して選べます。

そして何より驚いたのは、JALの人が皆さん優しい！
経営破綻をし税金を投入しての再生をした直後は、JALさん必死に頑張ってました。

しばらくして経営が安定してからは、またまた高飛車なJALさんに戻っていたのですが、今回はいつもより忙しさが半減しているからかな？
ゆとりのある接客対応でした。

今はどの業界も経営が下火になるほど利用者が少なくなっていることから
接客にも余裕が感じられ、本来の接遇になっているし、利用するお客様も無茶を言う人や感じの悪いひとが減っているように思います。

お互いの思いやりとゆるしとマナー

提供者（企業側）も利用者（お客側）も、お互いのニーズが合って経済は成り立っているわけなのに、どちらかが上みたいな構図が出来上がっていたと思います。

商売って、真心を添えてというものだと思うのです。

『誰かの消費は、誰かの所得』
これ、れいわ新撰組の山本太郎さんの名言ですけど
こうやって経済は回っているし、回す必要があるのです。

そして、より良いものへと成長していくのが 〝商売〟 です。

他社との違いは、その企業なりの〝真心が添えられているかどうか〟

新型コロナとはこれからもまだ付き合っていかなくちゃならないし
未知のウィルスに対して、本当に手探りだと思います。

だけど、崖っぷちというか苦しさを経験したからこそ
優しさが自然と溢れてきて、〝真心が添えられている〟のでしょうね。

搭乗機が飛び立つとき、整備の女性の方がお二人が飛び立つ飛行機に向かって手を振ってくれていました。

今までもいつも手を振ってくれていたのですが
なんだか恥ずかしくて、見て見ぬ振りをしていたのですが
今回は、ついつい私も手を振ってしまいました。

気がついた整備士さんは、両手をブンブン振ってくれて
笑顔で送り出してくれているのが見えました。

なんだろう？

私の内側からすごく熱い思いがこみ上げてきて
ハートも、お腹のあたりも熱くなって。

号泣に近いような涙が溢れてきました。
鼻がじゅるっとなっちゃって、この時期にヤバイと思いつつも
この熱い涙は止められません。

そう、感謝です！

感謝の涙だったのです。

一生懸命、整備してくれてありがとう！
行ってきますね！

あの姿を思い出すだけで、今もお腹辺りが熱くなって感動してしまいます。

不自由なことも、危機的状況も、そして恐れもあるけれど
きっと皆んなが優しくなったのかもしれません。

当たり前の日常や仕事が、こんなにも簡単にストップするなんて！
〝当たり前〟がこんなにも大切だったんだって気がついたからでしょうか？

ただ単純に、ありがとうって

笑顔を返したくなるこの気持ち！

霞んでいましたが、やっぱり空はいいですね。
上空から見る景色は最高です！

同じ空模様は2度とお目にかかれない
宇宙のアート！
いいなぁ〜♪ずっと見ていたいな！