2021.1.25

歳を取るにつれて感じる事が一つある。
それは、酒に滅法弱くなってきたという事。

弱くなったといっても、全く飲めない訳ではない。
普通の飲み会レベルなら別にダイジョーブ。

しかし、ブレーキがかかるようになった。
「これ以上飲んだらダメ」みたいな。
そして、そのブレーキがかかるタイミングが徐々に早まってきている。



まぁ、今のご時世、頻繁に飲みに行くことはほぼゼロになった。季節に一回レベル。
そんでもって僕は家では一滴も飲まない。
なし崩しにアルコールから離れる生活が去年の春から続く内に、今の状態に行き着いていた。


ただ、こんなワシでも若い頃はよく飲み歩いたものじゃ。

5年ぐらい前だっただろうか？
最低毎週一回レベルでスナックに友人と入り浸っていた時期があった。
お互いに金がある時は、それはもうお祭り騒ぎのように飲んでいた。
お互いに金が無い時は、それぞれ工面したり、金を貸し借りしたり、金があるやつを呼んだり、、、



その異常性を示すエピソードとして、僕はスナックに行きたいが為に、当時超レアだったプリンスの「クリスタル・ボール」というCDを売り飛ばした。
２万ほどになった。
(今はサブスクで配信されてるので多分相場は下がっている)

また、終電を逃すなんて毎晩のようにあった。
終電を逃し、6駅分ほどを歩いて帰る。
約3時間ぐらい歩いて帰っていた。

ただのバカだ。


行くたび焼酎の水割りをガブ飲み。
最後の方は自分たちで水割りを濃い目で作って飲んでいた。
濃い目だからすぐにボトルが空く。
そして、新しいボトルを入れる。
あゝなんて愚かなことよ、、、


まぁ、そんな日々は長くも続かず。
というのも、行きつけにしていた店が相次いで閉店してしまい、いつの間にかスナックに行く事は無くなっていた。
僕自身、当時はいろんな事情で家庭メインの生活になりだしていたというのもあるが。


そして極めつけのコロナ禍。
序盤に書いた通り、外に飲みに行くことはなくなった。

それで気付いたのは、飲みに行くのやめたらお金が全然減らないという事。
これはとても良い。

この先、コロナが落ち着いてもあんまり飲みに行くことはないんじゃないかな。
なんだかんだ酒飲んだら頭は痛いわ、ほんの数時間で大金は飛ぶわ、とよく考えるとデメリットが多い。
最初に書いた通り弱くなってきた感じもあるし。

さらば、青春のcigarettes&alcohol



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