見出し画像

今年もキムチ作りの季節がやってきました

今朝はマイナス6度!一番寒い日にキムジャン

おはようございます~!韓国ソウル近郊は、凍てつく寒さ。今朝の気温は-6度。晴れているものの、風が吹くと、それはそれは寒くて顔が凍りそうでした。換気で窓を開けておいたら少し凍っていたし。

さて、ぐっと寒くなると「キムジャン(キムチ作り)」の季節だなぁと思うのは、韓国に住む主婦だからでしょうか。

あちこちでキムチ作りに参加するのですが、今日は午後から保育園でキムジャンのお手伝いです。

韓国の子どもたちは、保育園からキムチ食べます。というか、食べれるようになるために練習をします。通常の赤いキムチは、水で洗って唐辛子を落としてから食べさせたり。

そこまでするの?って思いますが、辛い物が食べれないと食べるものがないってくらい毎日どこでも出てくるので(パスタ屋さんで出たときはびっくりしたw)、食べれるようになった方が良いのでしょうね。

ただ、韓国人はみんな辛い物が好き・・という訳ではなく、私の夫はキムチはほとんど食べないし、辛い物も苦手という人も私の周囲には意外と多いです。

さて、キムジャンのお話。
キムチ作りは、平均気温4度以下+最低気温が0度以下になる日にすると美味しいキムチが作れるそうです。暖かいと発酵が進み過ぎて美味しくならないそうで、寒い国だからこそ美味しいキムチが作れるんだなぁと思った記憶があります。

キムジャンの準備

キムチを作るときは、1年分の量を一気に作るので沢山食べる家庭は大仕事。家族、親戚、近所の人など集まってみんなで協力して作ります。ひと昔前までは、マンションの駐車場で住民が一緒に作ったとか。

上の写真は塩漬けされて白菜で、本来は前日に塩漬けの作業をしますが、最近はこの状態で購入できます。この白菜の塩漬けもなかなか難しいんですよ・・。気温も関係するし、日本に帰省した際に作ったときは失敗したこともあったなぁ。

キムチの材料で日本で馴染がなさそうなものは、「唐辛子」「イワシエキス 」「 アミエビの塩辛」、あと野菜は「からし菜」を大量に入れますが、日本のスーパーではなかなか見つからなかったです。

結局、韓国から材料を持ち込んでキムチ作りをしましたが、最近は日本でもネットで販売していて便利ですね!コツはいるけれど、材料さえ揃えれたら本格的なキムチが簡単に美味しくできます。

キムチの材料や味は、地域によって違いがあって食べ比べるのも楽しいです。家庭によっても全く味が違うので、それぞれ交換し合ったりして。
ソウルはあっさり味のキムチが多いですが、海が近い地方なら魚介が多く入っていて旨味が強かったり、塩辛さや唐辛子の辛さなどの違いもあったりとなかなかキムチ文化は奥深い。

昨年も参加した保育園のキムジャンですが、韓国ママたちがキムジャン未経験者ばかりで驚きましたw

当たり前だと思っていた実家や義実家のキムチ作りの手伝いもしないそうで、キムチは都度買うか実家からもらうか・・らしいです。そのうちキムジャン文化もなくなりそうな勢いで悲しいなぁ。

極寒のなか外での作業は大変だけど、みんなで一緒に作業するのは楽しいと思うのは私だけなのか、参加者を募っても今回ばかりは集まりが悪くて、「あぁ、みなさんやりたくないのね。」って思いました(苦笑)

先生は味付けだけ参加して、他は園児の保護者が全部やらないといけないのでかなり大変でした。率先してやりたい人がいないのも理解できます。

去年は保育園で6時間ほど手伝いってきましたが、今年は2日に分けてやるそうなので負担が減。ただし、去年よりかなり寒い!
流石にこの寒さのなかでキムジャンするのは初めてなので、万全の体制で臨みたいと思いますw

キムチ話は尽きないですが、そろそろ保育園へ行く準備をしますので続きはまた別の機会に。。

日本も寒くなりますよね、、皆さま暖かくしてお過ごしくださいませ!


関連のよみもの(次の記事)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?