甘さ

甘さというより、逃げだ。
この「逃げ」というのは巧妙に人を支配する。
集中力を欠かせて、本当にやりたいことやそこに至る道を霧で見えなくする、悪い魔法使いみたいな奴だ。

こいつに気付いた時、冷や汗がでた。
逃げ道を知らないからだ。
わからないならば、行動あるのみ!と動いてみたが、結果などでない。

これに気付いた時にも、冷や汗がでた。
動いたというのになぜできないのだ?と頭の中は白くなった。その時に
「やってる自分に酔ってるだけでは状況は変わらない。結果がでる行動をしていないからだ。」
後頭部で感じたこの言葉に納得しても、確実に間違わない道を知りたいのにその方法がわからないのだから。
甘さが今の状態でいいという依存のラビリンスを作り、自から抜け出る方法を見つけない限り、抜け出せないシステムなんだろう。
大抵の人はここで諦める、無かった事にする、見ないようにする。
そして頑張っている人を羨ましがって嫌う。

これに気付いた時には絶望した。
間違わない明確な何かを持たねば、努力してもまた空転するだけ。
残り少ない人生で漫画を描くと決め、描くという事だけに酔っていては後悔して死ぬのが決定してしまうという事を見せつけられた気がした。

そしてコロナだ武漢肺炎だで世の中は変わった気がする。
これからは、自分にも本気で向き合わないと、色んな意味で生き残れないだろう。
キツイな描いて先が見えないのは辛いw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?