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マンション管理士、ぴよぴよ日記④-2 ~保険があれば安心?~
★サンプル問題★
これ、損害保険等で補償される?!
【設例】
自宅の基礎にクラックが入っているのを見つけたAさん。その原因は例えば以下の4パターン。
①車が建物に突っ込んで基礎にクラックが入った
②大地震で基礎にクラックが入った
③新築時の施工不良で基礎にクラックが入った
④経年劣化で基礎にクラックが入った
現象としては「基礎にクラックが入った」でみな同じですが、①~④はみな原因が違いますよね。その場合は取り扱いの保険も違ってきます。最終的に保険金が出る・出ないは個別判断が必要なので割愛しますが、どんな保険で扱われるかと言うと・・・
模範解答
①火災保険(加害者が分かっていれば自動車保険)
②地震保険
③瑕疵保険
④(経年劣化なので)どの保険でもダメ
生命保険と損害保険が違う事はなんとなく感じてると思いますが、建物関係の保険の中でも扱いが異なります。
同じ「基礎にクラック」という損害なのに、不思議ですよね。
保険ごとに守備範囲が違う!
実際には建物を個別確認して各保険会社で保険の判断します。ここでお伝えしたいのは、個別確認以前の問題で、「壊れた原因が異なると対応できる保険も異なる」ということ。
逆に言えば、保険の守備範囲を知った上で、必要な保険に入らないとダメってことです。つまり原因(=リスク)ごとに保険に加入しておくことが必要です。えっ・・・って感じですよねえ。
重要
「保険に入ってたのに・・・意味ない(保険金でない)」とならない為に、保険の守備範囲を確認しましょう。
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