無接点充電

最近、枕元にセットしてたiPhoneのLightningケーブルが壊れたので、事故で発火とかする前に新しいケーブルを買いに行ったのだけど、ヨドバシの売り場に無接点充電器が売ってたので興味本位でそっちを買ってしまった。

枕元にセットしておく、という用途では明らかにケーブルより使い勝手がいいし、USB-AのLightningケーブルよりも充電速度が速い(10W)ので、いい買い物であった。

最近出てるスマホは「置くだけ充電」ができるものが増えている。この機能を備えてさえいれば、スマホにケーブル接続端子を備える意義って無いんじゃないかと思った。

実際、僕が有線経由でスマホに何かデータを転送することは年に1回あるかどうかくらいの頻度だ。音楽はApple MusicとiTunes Matchで管理されているし、他のアプリ内のデータも大抵クラウド経由でPCと同期されてるし。

もっと大きな話をすると、個人が持ち歩くデバイスに外部接続端子は不要、という世界も来るんじゃないかな。近距離用の高速な無線通信規格も策定が進んでるし、あと数年もしたらデバイス間のデータの受け渡しはクラウドサービス経由もしくは短距離無線通信で賄えそうだ。充電も全て無接点にすれば電源端子さえいらない。何も接続端子が付いてないラップトップやタブレットってお洒落な気がするし、是非実現してほしい。

視点を変えて考えてみると、人間にとっての外部接続端子って五感と手足だよな。さすがに何も食わずに栄養補給ができるようにはならないにしても、五感や手足を使わずにナニカを動作させることができる技術は実現されるかもしれない。脳波を読みとるとか。

そうなったときに、人間は「五感や手足をダウングレードする代わりに知能だけめっちゃ発達する」方向に進化したりするのだろうか。僕の頭にはカービィみたいに進化した人類が浮かんでいるが、もしそうなっていくとするとぞっとしない話だなあ。まあ進化ってそう単純な話ではないし、そうなるとしても僕の数百世代は後の話なんだろうけどね。

話がめっちゃ逸れた気がするので、ここまで。

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