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【積丹】露出した土をマルチで覆い隠す

こんばんは。積丹のたかのふぁーむでWWOOFをしています。今夜は月が大きいですね。

スイートコーンを植える畝にマルチを張りました。マルチとは土を覆うもの全般だと僕は思っています。藁でも草でもビニールでもマルチになります。今回はビニールマルチ(ほんとうにビニールでできているのかはちょっとよくわからないけど)でした。

マルチの役割は地温を高め、土の乾燥を防ぎ、光を遮って草の生育を遅らせることです。作物は穴の空いているところが出るようになっています。マルチを張るのは手間ですが、マルチがない状態、すなわち土が露出しているのは自然の中では見られませんよね。植生の発達しているところでは、土は植物に覆い隠されて、太陽の光の差し込む隙がないくらいです。マルチは圃場を自然に近づける1つの手段だと思います。近づけるっていっても、その距離はちょびっとしか縮まらないと思いますが。

マルチを張る前はこんな感じ。プラウで土をごっそりひっくり返して、ロータリーでその土塊を細かくしたところです。ここは大きな石を取り出した畑です。

そして、こうなりました。2列マルチしました。黒いのがマルチです。風でマルチが飛ばされないよう、土を乗せました。僕がスコップで乗せました。畝は1列200mちょいあります。大きい畑ですね。

マルチを張る機械はこんな感じ。農業機械に魅せられる人がいるのもわかります。面白いです。このうな機械のおかげで生産性が爆上がりしている訳ですね。このような機械を全く使わない農業も見てみたいですが。これでマルチを張りつつ、マルチの両端に土を被せていくことができます。

マルチが風で飛ばされないようにする工夫を体験しました。僕は学生時代、農家バイトでマルチを剥がしたことはありましたが、張ったことは・・・ありましたわ。大学の実習で小さいながら張りましたっけ。いま思い出しました。あの頃は、風にとばされないようになんて考えていなかった気がします。

では、おやすみなさい