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【足寄】ありがとう牧場で牛追いしたり、水槽取ったり、牛乳飲んだり、お菓子食べたり

こんにちは。7/9から7/16まで足寄町のありがとう牧場にいました。たった1週間でしたが、体感時間は3週間でした。

今は帯広にいます。明日から新得に行きます。

僕がありがとう牧場で何をしたのか、かいつまんでお話しします。

サムネイルは水槽と僕のいいかんじのツーショットです(軽トラが間違って入りこんじゃっていますが)。これは水槽を取り外したときに撮影した写真です。白いホースが2本水槽から垂れていますが、これは水を抜くのに使っています。サイフォンの原理を利用します。水槽を倒して水を出せばいいのですが、ある程度軽くしておかないと僕の全ての力をもってしてもびくともしません。

水槽は放牧地に設置するものです。水源から伸びる黒いホースを水槽に繋げると水が貯まります。牛がぐびぐび飲みに来ます。そのホースは全ての放牧地に張り巡らせてありますが、水槽は最小限の個数でまわしています。だから、水槽を外しては付け外しては付け、何度も運びました。



搾乳前に、牛を放牧地からパーラーへ追います。写真は放牧地でくつろいでいるのを遠目から見た図です。すでに集まっていますね。このように見晴らしがよいです。広々とした草地が丘陵に展開しているを僕は初めて見ました。これを眺めながらホルンを吹けたの幸せでした。

牛追いの話に戻りますが、まず横臥している牛を起こします。僕は牛を起こすのに手間取りましたが、牧場の旦那さんならすぐに起こせます。牛は人を見ているようです。牛を全頭立たせたら、後ろにいる牛から前へ前へと追います。No one will be leftです。このタイミングで水槽が壊れていないか確認します。

で、追われた牛はどんどん前へ進みます。どんどん進めて、どんどん集めて、パーラーへと続く牧道と放牧地を隔てる牧柵の前にぎゅうぎゅうに集めます。この写真はぎゅうぎゅうになっているんですが、それが伝わらないですね。牧柵の前から撮ればよかったー。

密な状態で15分ほど待ちます。理由の1つは、不快な思いをさせて排泄させるため、もう1つは発情を観察するためです。前者は、牧道やパーラーでできるだけ排泄させないための工夫です。放牧地でマリマリマリっと出してほしいですよね。後者は人工授精する時機を見定めるために欠かせません。なにも動きのない日もあれば、雌牛が雌牛に乗っかるのを見れる日もあります。

で、牧柵を開けると先頭集団の牛はドドドと小走りでパーラーへ向かいます。後発はゆっくりと、まさに牛歩です。立ち止まって一心に草を食む牛もいます。まさに道草を食うです。

パーラーへの道のりに車道があります。ここに仕掛けを設置すると、牛は車道をまっすぐ横断するようになります。牛がいなければ自動車が通行することもできます。すごーい

たくさん牛を歩かせてパーラーへ導きます。搾乳を終えた牛は次の放牧地へ勝手に歩みます。そうなるように牧道を整えてあるのです。

毎朝毎晩牛を追うし、日中も放牧地で作業することが多かったので、それはもうたくさん歩きました。7/11土曜日は28,000歩でした。画像の大きく表示されている数値は7/17ので、もう帯広に戻っています。わかりづらくてごめんなさい。スクリーンショットする日を間違えました。

さて

ありがとう牧場の牛乳はおいしいです。足寄の道の駅の敷地にあるプレハブで「カフェ研究所」という店がありますが、そこでありがとう牧場の牛乳や、ありがとう牧場の牛乳を使ったソフトクリームなどなど販売しています。ソフトクリームの原料は牛乳と砂糖と塩で、生クリームや脱脂粉乳は入っていません。種類別でいうとラクトアイスになるのかな。どうぞお買い求めください。

ちなみに、足寄の道の駅では中塚隆雄さんという菓子職人がお菓子を作って販売しています。シュークリームはすぐに売り切れてしまうそうです。どうぞお買い求めください。気になる人は「Doucement」で検索してみてください。

以上です。お世話になりました。