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iPhone 15買うべき?

こういう感じの記事が他にもたくさん出てると思うけど、自身がiPhone 15 Pro Max、親戚がiPhone 15 Plusを購入したという視点から、ちょっと掘ってみようかなと。


いきなり結論

率直な話、かなり古い端末を使ってるとか、故障があるとか、のっぴきならない事情があるならともかくとして、漫然と「iPhone買い替えようかなぁ」程度の感覚なら、今急いで買わずに来年のiPhone 16(仮)を待ってもよいのでは?と思っています。

親戚がiPhone 15 Plusを購入したのはちょうど使っていたiPhone SEの割賦支払いが終わったのと、老眼で小さい画面を見るのが辛くなったという事情があったので、買い替えるに十分な動機はあったと思います。
検討時点でiPhone 14 Plusも勧めてみたのですが(理由後述)、差額を考えたらどうせなら新しいほうがいいという本人の希望があったためこのような選択に落ち着きました。
買い替え後、本人は冗談めかして「もう買い替えはしなくてよかろう」と言っていたのですが、長く使うという意味では間違ってはいないのではないかと。
とはいえ、うちは割と長寿の家系だしもう一度くらいは買い替えを検討するくらいの余命はあると思いますぜ?

自身については前述の「漫然と」に入ってしまうのだけど、以前から高スペックな端末を導入して長く使うことは検討していて、今回それを実行したという感じはあります。
(後付けっぽいとか、こじつけとか言われそうだけど、それは確かに否めない)
次のモデルがどの程度魅力的な機能を搭載してくるか次第で考えは変わるかもしれないけど、今のところは性能的に不満は感じないので、iPhone 15 Pro Maxをギリギリまで長く使いたいという思いはあるのです。
そのために今回敢えてProにしたんだから。

アクセサリー買替えは地味に負担

iPhone 15の買い替えで、充電器や充電ケーブルを買い替える必要が生じる人は相当数発生すると思っています。
自身についてはiPhoneにメイン環境を完全に移行したあとも会社支給のスマートフォンの充電のため、出張道具の中にUSB Type-Cケーブルは入れていましたし、他にもType-Cのケーブルがないわけではないのと自室にはMagSafeやQiの充電器もあるので、移行したところで全く困りませんでした。
ただ親戚の場合、先のiPhone SEが初スマートフォンだったのと自宅にIT機器があまりなかったため、移行する場合は最低でもUSB A to Cケーブルを買わないといけないし、将来的なことを考えたらType-C端子の充電器を買ったほうがいいだろうと思っていました。
そうなると高額な端末購入に加えてアクセサリー購入の費用が上乗せになってしまうため、これは地味に負担がかかるなと思い一度はiPhone 14を勧めたという経緯です。(もともとスペックを追い求めてるわけではないので14でも必要十分ではあった)
実際、Type-C端子の充電器は買い替えたし、付属のケーブルとは別にC to Cケーブルを1本提供したりもしています。

Proは必要だったのか

自分のPro Maxが届く前にPlusを触ったため、率直なところ6.7インチモデルを持つならPlusでも十分だったなと思いました。
これまでProシリーズを使ったことはなく、iPhone 11/13という体制でまったく不満はなかった訳ですし、iPhone 15のチップセットはiPhone 14 Proシリーズで採用されたA16 Bionicを搭載しているので、そう感じるのも当然でしょう。

前述のとおり、長く使うためになるべく高スペックなものを選んだというのがPro Maxにした理由ですが、USB-Cの仕様もその理由の一つです。
iPhone 15 / 15 PlusはUSB 2.0、iPhone 15 Pro / Pro MaxはUSB 3.2 Gen.2とのことで、どの程度使うかはわかりませんが将来的なことを考えても余裕をもたせたほうが良かろうと思ったわけです。
チタニウム素材採用による軽量化も魅力でした。iPhone 13を持ったあとiPhone 11が少し重いと感じることがありましたが(実際13は11より約20g軽い)、iPhone 15 Pro Maxは11から更に30g近く重くなっているのに、あまりそれを感じずiPhone 11より僅かに重い程度と感じるくらいなので、十分効果は出ていると思います。
(さすがに13触ったあとすぐに15 Pro Maxを持つと、50g近い重量差はガッツリと感じますけど)
しかしながら脆いというニュース記事などを頻繁に見てしまい、素材感を楽しむより先に保護を優先せざるを得なくなったのが残念。
後継モデルはこの問題の対策をしてくると思うので、急がないなら待てという意見の強い根拠の一つです。

やっぱりProじゃなくても満足してたかも

写真や動画の撮影を主に行う人にとってはProの性能は必須でしょうし、光学ズームの性能差からPro Maxを選ぶというのはよくわかります。
iPhone 14以降、シネマティックモードを搭載していますから、本格的な映像作品を作るというわけではないのならProの性能はなくてもよいのではというのも然りです。
その意味で、私自身はたぶんiPhone 15を買っていたとしても十分満足していたのだろうとは思うのですが、15 Pro Maxを選んだからにはその意味を見出していきたいなと考えています。

まとめ

結論は先に述べてしまったので、待てるならお待ちなさいってのがまとめといえばまとめなのですが、待たずに買ったとしてもベターを下回ることはない(iPhoneが嫌いじゃないのなら少なくとも後悔はしない)のではないでしょうか。
そのうえで、次期モデルはプロセッサの性能向上以外にもチタニウム素材の強度問題とかUSB-Cの転送速度とか、色々と改善されるような気がするので待ちを選択するのはありだと思います。

ベターとベストは非なるもので、私のようにPro Maxは買ったけど本質的にはProじゃなくても満足できたという人もいるでしょうし、私の場合はなんなら14でも満足していたのかもしれません。
常に最新モデルを選択することがベストかというと必ずしもそうでは無いと思いますし、自分の使い方次第でベターがベストに変わるかもしれません。
せっかく高い端末を購入したので、運用を終える頃にはこの選択がベストだったと思えるように使いたいと思っています。

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