どんどんSwitchに詳しくなってしまう……
先日Nintendo Switchの“自作”問題や自前修理についての記事を公開した際に、Switchの構造を理解しようといろいろと情報を参照しました。
先の記事
https://note.com/maninthehmt/n/neda628e8220b
そんなことをしていたらすっかりNintendo Switchの内部構造や故障事例、故障の原因などについて覚えてしまいました。
これまでの任天堂ハードと違って故障が多いとか、Joy-Conのドリフト問題とか、かいつまんで知っていたこともありますが、熱に起因する不具合が想像以上に多いですね。
そういえば、Switchが発表された際にSoCにNVIDIA Tegra X1ベースのプロセッサを採用するという情報を見たとき、真っ先に思ったのは「発熱は大丈夫なのか」ということでした。
結局その不安は的中したと言えます。
とはいえ、携帯モードではさほどそれも問題ではないのかも知れません。
排熱が問題になるのは主にTVモードで純正ドックに挿して利用する場合で、熱が籠もってしまうことから本体が反り返ってしまうこともあるのだとか。
熱による膨張・収縮を繰り返すことでハンダにクラックが入り動作不良に繋がったり、熱で電源制御ICがやられてしまうことで充電不良が生じたりもしている模様。
実際フリマアプリなどで出品されているジャンク品は液晶割れなどより、起動しないとかブルースクリーンになるなどの不具合が圧倒的に多く、これがSwitchの特徴とも言えます。
とにかく熱に弱いSwitch、2019年に発売された改良版(バッテリー稼働時間が延びたタイプ)はプロセッサが新しくなったことで発熱も減っているとのことですが、根本的に排熱設計が悪そうなドックに挿してTVモードで使う場合はあまり安心できません。
もう少しだけ大きくして内部設計に余裕を持たせるとか、そもそも冷却ファンをドックに搭載するとか、何とかならなかったのかなとは思います。
ただ、先日いとこの子供たちがSwitchをやっているのを見ていたのですが、あれ以上大きいと確かに子供は持て余すかもしれないなと思わないではなく。
そういえば、今年の初めに父方の実家に伺った際もいとこンとこのガキンチョがSwitchに熱中してましたが、今のガキンチョは随分いいもので遊んでるなと。
ワシのガキンチョのときは初代ゲームボーイがせいぜいだったぞ。
ガキンチョたちが大人顔負けのスピードで設定変更やら何やらしているのを見ると、本当に今の子供ってのはワシらの頃では想像もできなかったレベルでデジタルネイティブなのだなと思わずにはいられません。
閑話休題
まあ斯様に子供が使い倒すハードウェアとしては、Switchはお高い割にやや貧弱という印象を受けます。
運用面で故障を防止する手立てなどは今後も折に触れて検証できればと思います。
※それにしても、思った以上に水没ジャンクって多いのね。
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