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最近のマイブーム

文章を書くのは割と好きだし思考で散らかった脳内の整理にも繋がって良い。が、同時にその文章が人の目に入る事を考えると自分の脳内を覗かれているようでこっぱずかしくなる時もある。音楽家然り詩人然りライター然り、言葉を仕事にされている方々を心底尊敬する。

最近真面目な内容のnoteが増えてこっぱずかしくもなってきたので気分転換も兼ねて最近のマイブームの話を。


あなたは帰宅後まず何の音をつけるタイプだろうか。
テレビ?ラジオ?音楽?それとも何もつけず無音?人それぞれだろう。

私は外出時常に音楽を聴いているためその流れのまま、帰宅後イヤホンを外し聴いていた曲の音量をあげるだけ。つまり帰り着いたら即音楽を流すタイプだ。よほど目的の番組があればテレビを優先するがいつも音楽が先行する。
これまで料理、掃除、洗い物等の家事中に音楽を流すスタイル一辺倒だった私が、去年辺りからお笑い動画を流す事も増えた。最近は落語を聴いたりもする。効率良く笑いたいのだろう…。
元々作業しながら人の語りを聴く器用さを持ち合わせておらずラジオにもほぼ無縁だったが、近年それができるようになった。


そこで最近家事中に聴くのにハマっているのが、
MONO NO AWARE 玉置周啓氏とDos Monos TaiTan氏によって濃厚な会話が繰り広げられるSpotifyのポッドキャスト
『奇奇怪怪明解事典』である。

去年はなかなかポッドキャストを聴きこなせず「時間がある時に聴こう」と思ったまま忘れて時が経つ事もしばしばで、『奇奇怪怪明解事典』の面白さを知っていながらもあまり聴けていなかった。

最近聴く回数が増えて、これがまぁ〜面白いのなんの。入ってくる情報は音のみにも関わらずお笑いを観てるかのような満足感。昨日なんて、就寝前寝付けなくてなんとなく「人のおしゃべり聴いてると心地よくて眠たくなるかな〜」と軽い気持ちで『奇奇怪怪明解事典』を再生したのが間違いだった。話が面白すぎて目がギンギンに。寝たい時に聴くのはおすすめできないものだと分かった夜だった。



そこで!
『奇奇怪怪明解事典』の魅力を語らせてほしい。

日常の中で友人や家族、職場のコミュニティで話す際に
「こういう切り口で話すと引かれるかな」
「これ(本当の事)言っちゃうと性格悪いと思われるかな」
「これ言うのって、自分ひねくれすぎてるのかな」
「マニアックな観点すぎるかな」
といった理由で飲み込む言葉や思考がある。
そんな言葉たちを丁寧にかき集め回収し、様々な観点・切り口からこねくり回して成仏させる、これをやってのけるのがこのポッドキャストであり玉置周啓氏とTaiTan氏なのである。

時事ネタ、映画や本の感想、「〇〇(の考え方・常識等)って正直どう思う?」といった内容で話が繰り広げられていくのだが、こういう話をここまで真剣に時に辛辣に時にふざけ倒して交わす機会は個人的にそこまで多くないのでとてもありがたい。こういう友人がいたら心底楽しいだろうなぁと思う。

「結局これって実のところ、〜だよね。まぁ言えないんだけどさ。」的な感じで心の中で思っていた事をズバリ言葉にしてくれたり「こんな考え方あったんだ!」と気付かされ視野が広がる事も多い。

お二人の話の間の取り方やワードセンスに関しても、ライブ感がありつつも頭の回転の速さを伺える面白さ痛快さ
面白ポイントがあまりに多すぎて、聴き返す際にどこだったかいつも分からなくなる。ストップウォッチのラップのようにお気に入りポイントに印をつけられる機能があれば良いのに…と何度思った事か。

聴き方としては、去年だいぶ聴き逃したので過去回タイトルをザーッと眺めてその時ビビッときたタイトルの回を選んで聴いていくスタイル。



最近聴いた回はこちら。🐘

藤岡拓太郎さんの漫画は、サイン本の取り扱いがある書店をわざわざ探して購入するくらい好きで、『奇奇怪怪明解事典』で藤岡拓太郎さんの名が出る度に嬉しくなる。お二人が藤岡拓太郎さんのファンという点もグッとくる。

表紙だけでもうおもろい


『ぞうのマメパオ』はまだ買えてなかったのだがこの回を聴いて即購入決定した。数日後には届く予定。私も早く"高速道路ごとバックハグ"したい。
お二人の購買意欲を掻き立てる魅力プレゼンもすーごい上手い。身近にいたら、瞬く間にお金が消えていきそうだ。



長くなったがここら辺で。マメパオの到着と、"思わずバックハグしてしまう程の愛おしさ"の到来を心待ちにしながら今日も『奇奇怪怪明解事典』楽しみます。
🫘🐘


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