②術当日
今日は朝の5時に起きました。「おはよー!」と笑顔で言われましたが四人部屋で周りは寝ているので静かにさせるのが大変でした。電気自体は7時ごろに点灯しますが、部屋のみんなは6時過ぎにはちらほら起きて来ていました。
子供の手術は3件目、午後13時頃の予定だったので朝から絶食、9時から飲水禁止でした。7時ごろには「ご飯。」「お腹すいたー!!」の連続で宥めるのが大変でした。YouTubeをみていたらアンパンマンになりアンパンを見てパン!パン食べる!と興奮したしまいました。
皆んなの朝ご飯の時間は、家族控え室に避難して遊ばせ、8時30分からシャワーを浴びさせました。
ラッキーなことに9:30からウトウトして10時まで寝てくれたのでここでわたしはこっそりサンドイッチを食べました。そうこうしていると看護師さんがきて、オペが早まりそうとのこと。ラッキーでした。
11:30までどうにか廊下の徘徊をしたりYouTubeを見せたりしながら過ごし、看護師さんに号泣しながら連れられて手術へ行きました。好きなおもちゃは一つ持っていけるようです。
そして、前回と違うのはシャワーがほぼ必ず母と子別々に浴びないといけなくなっていることです。子供は母が入れないといけないが、子供を洗い終わったらシャワーから出ること。母自身が自分を洗ったりする時は子供から目が離れて転倒のリスクがあるので一緒に入った時に洗ったりしないこと、ということです。前回もそう言われましたがなんとなく自分も洗っていたし、注意はされませんでした。
しかし転倒などがあったのか、入院した時にしっかりと説明を受けました。先に入院している部屋のママに聞いても「皆さん別々に入ってますよー。看護師さんか保育士さんにお願いしてます。」とのことでした。1.5歳の時はまだ後追いが酷く一人にすると号泣していたのですが、スタッフさんが忙しそうでお願いできませんでした。今回は私のトイレなどて少し離れても泣くことがないので、YouTubeを見せておけばいけるかもしれません。
14:30ごろ執刀医が来てくれて手術の経過を説明してくれました。希望があれば写真もしっかり見せてくれるのでわかりやすくありがたいです。手術自体は問題なかったのですが、子供の組織そのものの特性から、今後起こりうることなどを聞き、暗い気持ちになりましたが、仕方がありません。少しでもトラブルなく経過することを祈ることしかできないですね。
そして20分ほどして子供が戻ってきました。わんわん泣いてわたしを呼んでいました。片手に点滴と尿道カテーテルが入っています。股間は紙コップでチンが覆われて傷にオムツが当たらない様にされています。そして飲水までは心電図とSpo2モニター装着。
帰ってきてとにかくお茶、お水!と言われてしまい大変でした。帰室後3時間で問題なければ飲水、さらにしばらくみて問題なければプリンやヨーグルトがOKになります。そこまでひたすら我慢です。帰ってきて状況がわかり安心したためか1時間ほどは寝てくれました。起きてからひたすら飲食を訴えられましたがどうにか対応します。点滴や尿管については最初嫌がりましたが、「大切なんだよ。外せないよ。」と何回か説明すると何も言わなくなりました。
やっと三時間が経過し、まずは50ccだけ飲みます。もっとくれとギャン泣き。なだめます。そして嘔吐もなかったのでさらに水分とヨーグルトを食べました。落ち着いたのか笑顔になってくれました。そして疲れのためかいつもよりはやく眠りについてくれました。わたしは寝たのを見計らって夜ご飯を食べました。
今回違ったのは傷の痛みです。とりあえず現在24時になったばかりですが、一度も痛そうなそぶり、発言はありません。前回は抱っこすると痛い!と言っていた気がします。
点滴は持続のものは飲水がOKな段階でストップ、点滴自体は抗生剤を16時23時5時からの3回が終われば抜けます。そうなると尿管を抜かれないよう見守る事がわたしの一番の仕事です。
ご飯も明日の朝から普通にはじまるのでありがたいです。そろそろ寝ます。今日一番疲れたのは絶飲食を守ってもらうことでした。
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