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佐藤ママの『明快スケジューリング講座』より、中学受験に勝てるスケジューリングとは?

こんばんは。
今日はキッズウィークエンドさん主催の
佐藤ママの講座に参加しました。

佐藤ママというと、大人気なのはわかるけど
ただ、すごすぎて、私にはあんまり用がないかなと
思いつつも、聞いてみたら参考になったこともあったので
記録を残しておこうと思います
※ただし私の主観もたっぷり入ってるのでそこをご理解の上読んでいただけると嬉しいです”

はじめに

今回、キッズウィークエンドさん主催の講座を受けました。
佐藤ママの講座に限らず、オンラインでお手頃価格で受講できる講座があるので、小学生のお子さんにお勧めです!夏休み向けの講座もあります”

個人的にはすごい驚いたキーワードは2つであとはまぁ想定内だなと思うこともありましたが、せっかくなので記録を残しますね。

1、夏休みに入る前「今、夏休みの子供の勉強のスケジューリングをしよう!!」


まず、佐藤ママいわく「子供がスケジュールを立てるのは無理!!」

ということで、親がスケジュールを立てること!だそうです。


スケジュールを立てるとき、これ仕事と一緒じゃん!といえばそうなんですが

まずは

・入試日から逆算してスケジュールを立てること
(仕事でいうと納期を確認し、そこから逆算するのと一緒ですね)

・紙に書き出すとどれだけやらなきゃいけないのか?絶対量がわかる
(仕事でいうタスクを全て洗い出してそれを可視化するのと同じですね)

・具体的に数字にする、科目ごとに必要な勉強時間数を割り出す。

に合わせて、ディリーでは

・起床時間と寝る時間を先に決める、普段よりプラス1時間睡眠を多く取るように設計し、まず寝る時間をスケジュールから外す

・食事の時間、塾への移動時間をひく

・外せない予定(睡眠、食事、移動時間、学校、塾など)を先に抑えてから
タスクを割り振りスケジュールに落とし込む

・間の時間をスケジュールを作って把握しておく。その間の時間に公文のプリントなど、差し込める課題を用意しておく。するとだらけない

・宿題が済んだら寝るはだめ!宿題が終わらなくてもともかく寝る時間は死守する

・寝る時間が決まっているからこそ、今これをやりなさい!と指示を出す


加えて

「週でのスケジュール管理」も必要で

次の算数の授業は何曜日だから、それまでに出ている宿題の量を分割し
細分化して子供に割り振る。順番通りきっちりではなくても
次の塾までにやり切るようにすればOK!

※腰が重い業務は分散するのと同じで、子供にとって荷が重い
長文問題などは分割する。連続して長文読解の日が続くと嫌になるし。

※例えば全部で12問あったら、4問に分割し、それを予備日抜いて
次の授業までにやり切るように設計する

予備日を設けておく
予備日に理解が浅いところはもう一度やって理解度を高める


2、何をモチベーションに勉強をさせていたのか?

質問で、子供のモチベーションをどう管理していたのか?というのがあったのですが

「子供の仕事は問題を解いて正しい答えを出すことである」

大学になれば答えのない問題に直面するけど、大学入試までは必ず答えがあるから、子供のやることは問題を解いて正しい答えを出すこと!

目の前のことをわからせて、勉強を楽しいと感じさせるのがコツなんだとか


⭐️やる気

⭐️集中力

⭐️モチベーション

この3つはお母さんたちは大好きな言葉ですが、勉強しているうちにやる気を持たせる。やる気がないのは目の前の問題がわからないから。
わからなければ、少し前に戻ってわかる問題を解いてやる気が出るようにする!んだそうです。

※塾の宿題をうまくこなすと成績アップにつながる。塾の宿題をどううまく
スケジューリングしてこなすかは親の仕事だそうです・・・
宿題は量は多いが、アップアップするようであれば、成績は上がらないそうです・・・

わかるようになれば勉強は楽しくなるし、やる気が出るとのことです。

3、佐藤ママが言わなかった意外な言葉

佐藤ママといえば

・お子さん4人全員東大

・灘出身

というのが有名ですが、意外にも灘を目指しなさい!東大を目指しなさいとは言ってなかったそうです。(これもっと突っ込んで聞いてみたかったです)

ではなく、なんと

「入りたい学校ではなく、入れる学校に入りなさい!!!」

といった結果が東大なんだそうですw

よく志望校を決めた方がモチベーションになるとか、ここの学校に入りたいという方が、合格するとも言われますが、佐藤ママいわく

「学校の固有名詞を出すのは失礼
固有名詞を出すと子供を追い詰めることになる」

とのことでした。それでも全員、なぜ結果的には東大になったのかは
もっと詳しく知りたいですw


4、お子さんの反抗期は?

これもびっくりだったんですが、4人いらして、全員「反抗期はなかった」そうです・・・これ聞いた反抗期真っ只中の方はちゃぶ台ひっくり返しそうですが・・・

お嬢さんに聞いたところ

「反抗しても空気が悪くなるだけで、何もいいことがないからしなかった」

そうです・・・・

お子さんの反抗しても無駄だと悟る理解力もすごいですし、これはある意味
ママの言うことを聞いていれば目標達成できる!と言う信頼感でもありますが・・・

ただ、現状、いろんな方に反抗期情報は聞いていますが、あるこはあるし
ないこはない、なので、佐藤ママとお子さんの相性もよく、反抗期がない子がたまたま4人だっただけなのかも・・・という気もちょっとしています。

お母さんのあの勉強しなさい!の信念をぶち壊してまで反抗しても無駄だなと悟ったのかもしれませんね・・・

反抗期だろうが、思春期だろうが勉強しないという選択肢はなかったそうです。


5、共働きで時間がない・・・どうすれば?に対する佐藤ママの回答

「時間がなくても30分は取ってほしい。ちょっと一問一答に付き合う
帰宅して着替えたら、コーヒー飲んだり、新聞読んだり息抜きは一切せず
まずはすぐに子供の横に座って、勉強に付き添ってください!
受験に落ちる!と思ったらなんでもできます!」


・・・・・・

これは正直うーんと思いまして、いや出社日で帰宅してやることは
真っ先に座る暇もなく、着替える暇もなく
夕飯をダッシュで作って食べさせないとだわ・・・と思いました。

そして息子も帰宅してすぐ鉛筆持って勉強は難しい・・・

大概、ソファーにひっくり返って、おやつ食べてひと休憩しないと
勉強なんぞしませんよ・・・なんせ、あー、学校疲れた
ママー、おやつ!休憩休憩!ですしね・・・
(ママ仕事してるし宿題やろうよ!とは声かけますけどね
ただ仕事中だし、仕事もしたいからとりあえずおやつ出してますよ・・・)

佐藤ママも私は働いたことないからこれはちょっとわからないですけどね
と前置きはされていました(汗)


おまけ
感想ですが、受講者の方の質問にバッサバサ、テキパキ答え
テンポも早く、チャキチャキお話しされ、かつわかりやすいので
なぜ人気があるのかは大変よくわかりました。

が、こんなに伴走しないと、やりきれないのは結構働きながらやるのは
大変だし、ワーママはそっくり真似するのは厳しいよなというのと
お子さん自体もそもそも素直でそんなに手がかかるこではなかったのでは?とも感じました。

佐藤ママ曰く、小学校3年生の段階で中学受験、する、しないを迷っている方に対して、小学3年生で迷ってるとようでは遅くて、小学4年から塾に入って全力疾走する、その前に準備が必要な子は3年生から勉強してないと厳しい、だからお母さん自身がどうしたいのか?子供の意思は関係なく、受けさせたいのかどうか決めなさい!ということでした。

とはいえ、仕事でやっている納期から逆算して、勉強することを当てはめていくというのは、こんなところで役立つのかというのはいい発見でした。

(私自身は逆算思考は苦手ですが、とはいえ仕事してるおかげで
できないわけではないから、子育てでまさか活用できるとはねぇというのは
いい発見でした)

逆算思考が得意で、きっと普通に働いたとしても優秀な方なんでしょうねと
感じ、学びは多い1時間でした。結構今まで食わず嫌いなところはありましたが、お話を聞いてよかったとは思ってます。

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