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2024 3/16.17 OZDF Zineformation Centerの記録

関わっていただいた方々へ、大きな感謝を申し上げます
ありがとうございました
個人的な感想や反省は別の機会にするとして、まだ記憶の新鮮なうちに簡単な記録を残しておこうかな、と思います
今回の2024OZDFで初めて企画したZineformationCenterでは、その中でさまざまな企画を行いました。それぞれ分けて思い出していきますね

①ZINE交換会
「ZINE交換」という文化にもっと親しみを持ってもらうために、イベントスタイルで行いました。クリスマス会のプレゼント交換がわたしは大好きなので同じような感じで、輪になってグルグルとZINEを回しました。
音声がトラブルで流せなかったので、地声で歌うことになってしまいました。
1日目は1回、2日目は2回やりました。
両日とも10名以上の参加者がいて、ZINE交換したい人って意外と多かったんだな、って思いました。
2日目は「ZINEつくろうコーナー」でその日に作ったつくりたてのZINEで交換会に参加してる人もいて、よかったです。

②推しZINE紹介
誰かに紹介したいZINEを紹介するコーナーをやりました。ひとり5分程度、マイクで話をしてもらいました。
もうどこを探しても手に入らないようなレアZINEや、海外のZINEを紹介する人もいて、とてもおもしろかったです。

③インタビュー
出展者の中から希望者を募り、1対1(もしくは1対2)でインタビューを実施しました。時間は5分程度。簡単な自己紹介をしてもらった後の質問は、事前に決めていたわけではなくその場で即興で考えました。
出展物の紹介や宣伝よりも、作家さんの人柄や考え方なんかが、少しでも伝わる時間になったらいいなと思っていました。作家さんに興味を持って、ZINEを手に取ってみる、という形もあっていいと思っています。
想定していた以上に参加者が集まってくれました。
ZINEというプライベートで繊細なものについてインタビューをするということと、不特定多数の前で自身のお話をしていただくという形式だったので、私の質問や誘導で作家さんを傷つけることだけは無いようにしようと思っていました。かといって無難な質問ばかりしていてもつまらないので、そのギリギリのラインを探っていました。
ご参加いただいた作家さんがあたたかく対応してくださり、うれしかったです。

④ZINEについて話す会
普段あまり話せない、ZINEにまつわるテーマについて話をしてみよう、という会でした。こちらも思っていた以上に人が集まってくれました。
1日目は3回、2日目は2回行いました。時間は20分程度(1日目はめっちゃ延長してしまった......)
この企画はマイクを通さず、小さな輪になって、ホワイトボードを使いながら話をすすめていきました。
お客さんとも一緒に話せたら最高だなぁ、とやる前思っていたんですが、実際飛び入りで参加されるお客さんもいらっしゃって、とてもうれしかったです。
1日目に話したテーマはそれぞれ
・海外のZINEフェス、ZINE周辺の文化について
・「理想のZINE」ってどんなもの?
・戦争とZINE
2日目に話したテーマは
・みんなZINEの印刷ってどうしてる?→生活とZINEの関係
・ZINEってどこがおもろいの?
でした。話した内容についてはまた別でまとめてみるかもしれません。

⑤ZINEつくろう!のコーナー
いつでも、誰でも、気軽にZINEをつくれるコーナーでした。
常に誰かがそこにいるような感じで、とてもにぎわっていたように思います。子どもたちがたくさん来てくれたのもよかったですね。
「ZINEは作ったことがないけど前から作りたいなぁと思ってて.....」というような人も参加してくれていて、うれしかったです。
会場のご厚意で、希望した方は1階のリソグラフ印刷を使うこともできました。使う機会のないリソグラフを体験できるということで、よかったです。

⑥見本コーナー
作家さんのブースでは中々ゆっくりZINEを読みづらいかな(買わずに読むのはちょっと...というのもある)、と思ったので希望する出展者さんのZINEを並べて置く見本コーナーをつくりました。
最初は誰も置いてなくてどうしようかな、と思ったんですが、ひとり、またひとりと置く人が増えて、最終的に机いっぱいになるくらい見本が並んだのでよかったです。
出展者さんやお客さんが手に取って読んでたので、よかったです。

⑦ゆっくりする部屋
メイン会場の外、小さなお部屋をお借りして、「ゆっくりする部屋」をつくりました。人の多いところはしんどいなとかちょっと疲れたな、と感じた人が落ち着ける場所として用意してみました。
わたしはほとんどメイン会場にいたので使っている人がいたかはわからないんですが、こういう場所がある、というのが大切なような気がしています。

⑧お茶のサービス
お客さん、出展者問わずどなたでも無料で飲めるお茶のサービスをしていました。1階部分で飲み物を販売する出展者さんもいるので、無料で飲み物をサービスするのはどうなんだろう......と葛藤がありました。
当初はティーパックで提供することも考えたんですが、DIYのイベントで、手作りのものがたくさんある場なのだから、せっかくなら手で一杯ずつ淹れたほうが良いかも、と思ったので一杯ずつ淹れました。
今までお茶淹れたことなかったんですが、一生分くらい淹れた気がします。
お茶サービスの近くに椅子があったこともあり、そのお茶一杯から始まる会話や、つながりもたくさん生まれて、個人的にはこの試みが一番、予想以上の結果になりました。

この他にも、突発的に出展者さんから、「こんなことしたいんだけどいい?」というような提案もありました。「あづきさんがやってるなら私にもできるかも」と、すべてにおいて思ってほしいので、とてもよかったです。

事前に想定していたよりはるかに多くの方が今回のZineformationCenterにつながってくれました。改めて深く感謝を申し上げます。
一方でなかなかすべてを見通すことが難しく、ご心配やご迷惑をおかけする場面もあったと思うので、そのあたりはまた今後の反省として活かしていきたいと思っています。

慌ただしい日常の中で、ふとした時に、「あんなことあったなぁ」と記憶の片隅で思い出してくれることがあったらいいなぁ、そんな風に思っています。

では。

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