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70歳マンガ描き/体験脳は考える

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70歳になって「マンガを描くって何?」とか「人生を通してマンガを描くって何?」とか、経験してきた私が感じる「マンガ道」の個人的な話をまとめた19本の記事です。
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#マンガ家志望者

第17回 「心配性は能力のひとつ」という話

私は極端な心配性でしたし、相変わらず今でも心配性です。 「そんなことが起こるはずなどない…

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第16回 「ダメという言葉」の話

「フェーマス」でのインストラクターの仕事は通信講座でした。 専門学校の講師と異なり直接に…

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第15回 「私はマンガ家に向いていたのか・・・?」の話

一生懸命努力しているマンガ家志望者の方々を見ると、「夢が実現したらいいなぁ」と思います。…

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第14回 「マンガを描く」と「マンガで稼ぐ」は別物

「マンガ家になりたいなぁ」と思ったのは小学生の頃で、そのころは単純に「マンガ家」という職…

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第13回 「つらいのはイヤだ」と言えるようになるのが年寄り

「時代」や「流行り」は間違いなくあると思うのですが、私の子供から青年期にかけて世間には「…

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第12回「元・漫画家志望者」ってステイタスなの?

私が若い頃(20代)にはネットなど発達していませんでしたから、当然YouTubeなど存在していま…

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第11回 「なぜ若い頃はがんばれたのか?」

私がマンガ家志望者だった若い頃、とりあえず「がんばる」事ができたように思います。 精神的にも肉体的にも健康だったし、「根性論」が一般的に流行っていたからかもしれません。 梶原一騎の根性マンガが大人気であり、「がんばれば望みは達成できる」と刷り込まれていましたから、私は「がんばる事は努力する事であり、目標に近づく生き方」だと思い込んでいたのです。

第10回「育てる」という意味の言葉を私が使えない理由

私がマンガ家志望者だった若い頃、「マンガ家を育てるのはマンガ編集者」だと思ってました。 …

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第9回「原因ってコレじゃないかな・・」という話

Twitterに載せたらそれなりに反応があった1Pマンガがありました。 まずそれをご覧ください↓ …

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第8回「老人は老人なのか?」という話

「老人」とか「高齢者」と言われる年になってしまったけれど、優しい言われ方だから不快にはな…

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第7回「贈る言葉」に相応しいと思えなくなった2つの言葉

私が専門学校でマンガ講師を始めて以降、卒業生に贈っていた言葉があります。 「継続は力なり…

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第6回「がんばる」ことが大事・・とは思えない

10代の頃「がんばる」ことが重要だと思っていました。 「努力する」「夢中になる」「自分を成…

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第5回「10代の頃の不安」を思い出す

専門学校の学生達が卒業制作をする時期になると、いつも思い出すのが「同じ年頃だった自分」で…

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第4回「希望と結果の関係」が理解できる歳

高校生の頃、マンガ家になれても「マンガ家として仕事を続けるのは非常に困難」だという事は想像できました。 マンガ家は「売れるマンガ家になること」も「マンガ家として続けること」も簡単なことではないということです。 それを知っていながら、「デビューできたらマンガ家として活動を始めてしまうのだろうな・・・」という予感はしていました。 私は幸いなことにデビューはできたのですが、極力珍しい40歳という高い年齢での児童マンガ家デビューでした。 幼年・少年向けのマンガ家デビューは20代であ