TV【酒のつまみになる話】〜友達の価値〜
いつも見ている「酒のつまみになる話」で、
宇宙飛行士の野口さんがこんなことを言っていました。
野村周平さんに対して、
「若いから、友達という言葉に期待値が高いじゃないかなって。
40代、50代になると、
友達と言わなくとも人間関係が成り立っていればそれでいい
と思えるんだけど、
多分、友達っという線を越えないと
内輪話ができない、
本当に中に入れられないっていう線があるんじゃないのかな。
例えば、
宇宙に行くっとなると、
ちゃんと信頼していないと宇宙に行けない
嫌な言い方をすると、
3年間うまくやっていける関係ならいいわけですよ。
一生深い友達にはなれないけれど、
3年くらいだったら上手くやれそうだなって思えたら
僕はそれでいいんですよ。
一方で、
ずっと友達でいられるっていう人もいるわけですよ。
でもそれは、3年間宇宙に行く関係としては、
ダメなんですよ。
浅いなら浅いで、いい意味がある。
使いよう、、、嫌な言い方だけど。
だから、
フットアワーのお二人も
親友であり、
商売仲間であり、
本当に仲が悪い時もあり、
それでもかけがえのない絆じゃないですか。
そういうのが、
アリになってくるんですよ。(40代、50代になると)」
*******
私は、
友達がいません。
友達がいないことに
劣等感をいだいています。
大学時代に仲良くしていた親友に
愛想を尽かされて、
音信不通になりました。
反対に、
相手の行為に対して、
腹が立って、
許せなくなって、
私から連絡を取らなくなった友達もいます。
私は、
いわゆる
「性格が悪い」のか。
「思いやり」がないのか。
「非情」なのか。
ずっと渦ずうずしていて、
残りの人生も、
友達がいないまま終わるのかなって
とても残念な気持ちを抱いたままでした。
*******
野口さんの話を聞いて、
とても楽になりました。
「友達がいない」ことを卑下することより、
今、周りにいる
子供
旦那
両親
ご近所さん
同僚
昔の同期
を大切にしていけばいいんだと。
そして、
これからも
いろんな人と会って、
いろんな付き合いを見つけていけばいいんだと。
ありがとう、野口さん。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?