SNSは不幸を助長する
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こんにちは。マネ爺です。
『SNSによって人間は不幸になりやすくなってる』というお話を行動経済学の観点から書いていこうと思う。
表面化してないだけで、あなたも不幸に感じてる部分があるかもしれない。
それでは本編へ。
なぜSNSが不幸を助長するか
これに対する答えは、
他人の人生と比較するハードルが下がったから。
もう少し具体的に書いていこう。
昔のようにSNSがない時代、
田舎で一生を終える人たちと生まれたときから東京で生きてる人たちの人生が横並びになることはなかっただろう。
田舎の人は都会のキラキラしたリアルな生活を知る機会はないし、都会の人が田舎ののどかな環境を知る機会もなかったのだ。
それが今は比較できてしまう。
SNSの画面において、田舎の生活と都会の生活が隣合って出てくる世の中になったのだ。
そしてSNSのタチの悪いところは、
相手の生活のいい部分しか比較対象として出てこないということ。
都会の人には都会の生活の、田舎の人には田舎の生活の悪い部分は必ず存在する。
だがそれはSNS上には出てこない。『いい生活をしてる私』をSNSにあげたいのだから。
こうして、SNSの中の他の生活をユートピアと誤解し、自分の生活と比較することで人は不幸になっていく。
ここまででも『あー確かに』となる人も多いのではないだろうか。
これで終わりでは行動経済学とは到底呼べない。もっと人間を深掘りし、『なぜ比較すると不幸になるのか』について書いていく。
ここからが行動経済学の本題だ。
人は他人と比較すると不幸になる理由
その理由は
人は何かと比較することでしか価値を測れないから。
わかりにくいので具体化していく。
例えば、ペットボトルの水をあなたは渡されたとしよう。
『この水、いくらの価値があると思う?』
と聞かれてあなたはなんと答えるだろうか。
え?100円くらい?
その価格はきっとこうして思いついたのだろう。
『コンビニに売ってるペットボトルの水は100円くらいだし、同じくらいかな』
これ、コンビニの水と比較して、渡されてた水の価値を把握しているのがわかるだろうか。
つまり、比較対象を持ってこなければ、この水にいくらの価値があるのかを人間は決めることができないのである。
さて、今日の本題、『SNSが不幸を助長する理由』の答えがわかった人もいるのではないだろうか。
そう。人は自分の人生さえも他人と比較して価値を感じようとする一面があるのだ。
普段は考えたこともなかったかもしれない。しかし無意識のうちに比較をすることで自分の人生の価値を把握しようとしている。
結果、SNSによって比較できる他人の範囲が広がったので、昔なら知ることすらなかった豪華な暮らしの人たちと自分の生活を比較し、不幸に感じてしまうのだ。
以上、SNSをテーマに行動経済学の『人間は比較でしか価値を把握できない』を書いてみた。
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おまけ SNSをする上での正しいメンタルセット
僕が考えるSNSをやる上でどのようなメンタルセットが必要なのかおまけに載せておく。SNSに限らず、人生全てに言えることだと思う。
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