激情ナヒリ視点、エルドレインの森
激情ナヒリに入りそうなカード
9月8日発売！エルドレインの森！！
非常にカードパワーの高そうなこのセット。
魅力的なカードが多く、部族統一のフェアリーEDHも組みたくなるが、とりあえずは手元にあるデッキを強化する方向でカードを見ていこう。
今回は《激情で錬磨された者、ナヒリ/Nahiri, Forged in Fury》
装備品
《特注の戦闘装束/Bespoke Battlegarb》
新しいキーワード能力「祝祭」により、土地以外のパーマネントが二つ以上出ればノンコストで装備可能。
「ミラディンのために！」を持つ装備品が場に出ると、装備品と出てくるトークンで条件を満たせるため、現在の構築だと活用できそう。ただし受けれる恩恵がパワー+2のみなので、優先度は低い。
装備品については以上！今回は役割エンチャントに寄せられてるセットなので仕方ない。
クリーチャー
《フェイの血筋のケラン/Kellan, the Fae-Blooded》
オーコの息子。性能は父に比べると控えめ。
出来事部分はパイオニアEDHでは貴重なサーチ。状況に応じた装備品を手札に加えつつ、アドバンテージを失わない。
クリーチャーとして場に出ると、ついている装備品の数だけ+1/+0を自軍クリーチャーに与える。激情ナヒリ自体が殴って勝つ統率者なので、恩恵は大きい。
話が逸れるが、こいつを統率者に指定すれば統率者税はかかるものの、繰り返しサーチが使える。なんなら激情ナヒリより強そう。
その他の呪文
《アイレンクラッグ/The Irencrag》
条件を満たさなければ2マナのマナファクト。無色マナしか発生しないため色事故の懸念はあるが、パイオニアEDHのカードプールにおいて2マナのマナファクトは貴重。
伝説のクリーチャーが場に出たときに装備品になることを選べる。強制ではない。激情ナヒリにおいてはマナ加速しつつ装備品を供給できるので、十分に採用圏内。
装備品になるとマナ能力を失うが、激情ナヒリは「親和(装備品)」によって装備品になった後もコスト軽減の恩恵を受けられる。きっとエヴァーフレイムはナヒリの剣。
《侵入者の放逐/Expel the Interlopers》
指定した数以上のパワーをもつクリーチャーのみを破壊する全体除去。5マナの全体除去には《太陽降下/Sunfall》があり、あちらは全て追放しつつ培養器トークンから生まれたファイレクシアンで戦線を立て直せる。こちらは破壊不能には歯が立たないが、状況によっては複数体のクリーチャーを残せるし、交渉にも使える。全体除去マシマシにしてもいいし、メタに合った方を選んでもいい。選択肢が増えるのはいいこと。
ちなみに、フレーバーテキストでレッドキャップを放逐しているゴドリック。彼のスタッツは3/3。エルドレインの森で収録されているレッドキャップはどれも彼のパワー以下のため、レッドキャップを放逐しようとすると彼も巻き添えを食う。正体がバレることを不本意に感じている場合ではない。
土地
《眠らずの露営/Restless Bivouac》
対抗色ミシュラン。パイオニアEDHだと多色土地も限られるので、選択肢が増えるのはうれしい。と言ってもタップインはさすがに微妙か。
クリーチャー化して攻撃すれば、自軍クリーチャーをサイズアップできる。
最後に
ナヒリ的にはあまり得るものはなく、非常にお財布に優しくて僕はうれしい。
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