見出し画像

面白い人とつまらない人

「◯◯さんは面白い人ですね。」
「◯◯さんはつまらない人ですね」

言われて圧倒的に不快なのは後者だろう。

ちなみに私は「面白い人」と言われることが圧倒的に多いが、それを素直に喜んで良いものなのか考えてみた。
世の中を支えているのはつまらない人なのではないかと言うことだ。

知っての通り、世の中には面白い人と詰まらない人が存在している。一般的に、「つまらない」という言葉は否定的な意味で使われることが多いし、「つまらない人ですね」と言われたら腹を立てる人も多いかと思う。

しかし、ここでは「つまらない」を「詰まらない」と解釈し、面白い人を「詰まらせる人」と対比させることで、世の中の回り方や仕組みが見えてくるという視点を持つことができる。

面白い人=詰まらせる人は、常に新しいアイデアや刺激を提供し、周囲を楽しませることで、世の中に変化や活気をもたらす存在である。彼らは周囲を詰まらせることが好きであり、新しい挑戦や刺激をもたらすことで、時には周囲を混乱させることもある。しかし、そのような行動や発想が、社会に新たな可能性や進化をもたらすことも事実である。

一方、詰まらない人=つまらない人は、「詰まらせない」人でもある。
安定やルーチンを重視し、物事を順調に進めることに努める存在である。彼らは周囲を詰まらせないように努力し、地道な仕事や積み重ねを通じて、社会の基盤を支え、円滑な運営を実現している。安定や順調な進行を維持することで、社会全体がバランスよく機能するように貢献している。

世の中が面白い人だらけになってしまった場合、面白い人はつまらない事が嫌いなので、弊害としては、あちこちで競争や混乱が生じ、安定した社会の維持が難しくなる可能性がある。面白い人=詰まらせる人が過剰に存在すると、常に新しい刺激や変化を求めるため、ルーチンや安定した状況を疎かにしてしまうことがあり、社会全体が不安定になるおそれがある。また、面白い人同士が争いや対立を引き起こすことも考えられる。このような状況下では、社会全体がバランスを保つことが難しくなり、混乱や不安定さが広がる可能性がある。

一方、世の中が詰まらない人=つまらない人だらけになってしまうと、逆に弊害として、創造性や活気の欠如、停滞感が生じる可能性がある。詰まらない人ばかりが主導する社会では、新たなアイデアや発展の機会が限られることになり、社会全体が停滞してしまう恐れがある。また、過剰な安定志向や保守性が強まることで、必要な変革や進化が阻害される可能性もある。このような状況下では、社会が新しい挑戦や成長の機会を逃すことにつながり、将来的な発展を妨げるリスクが考えられる。

したがって、世の中には面白い人=詰まらせる人と詰まらない人=つまらない人がバランスよく存在することが重要であり、互いの役割を認識し合いながら社会を築いていくことが求められる。面白い人と詰まらない人が共存することで、社会全体が豊かな多様性を持ち、安定と創造性が両立する環境が保たれるのである。

両者の存在がバランスよく調和することで、社会は円滑に機能し、新たな可能性や進化が生まれる。面白い人が新しい刺激をもたらし、詰まらない人が安定を支えることで、社会全体が持続的な発展を遂げることが可能となる。両者が互いを尊重し協力し合うことで、社会の課題やニーズに適切に対応し、持続可能な社会を構築していくことができる。

と言う事に気づいて、つまらない人たちに感謝しなきゃいけないと思ったのでした。

ありがとうの一言です。本当にありがとう!