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Super Seven スーパーセブン タイヤ交換


今回たまたま息子が実家に遊びに来て、セブンの話になった際に“ところでタイヤ今何履いてるの?”と聞かれ、お前が昔学生時代にアルバイトしていたタイヤショップで交換したブリヂストンのポテンザのままだよと言ったらとっても驚いた様子。というのもそれは2007年のことでしたので、もう17年前のこと、通常タイヤメーカーの推奨する3~4年の交換サイクルを大幅に超えています。
モータースポーツビジネスに従事しており、タイヤのことは多少知っている身として、このようなタイヤを長年!使っていたことはとても恥ずかしく反省した次第でした。

当然セブンの保管は常時ガレージ+ボディカバーかけてありますが、タイヤは生ものであり経年劣化のためカチカチでとても安全上問題ありという代物です。ただ、言い訳にはなりますがセブンは車両重量が軽いため、また年間走行距離は1000km程度、サーキット走行はしなかったので見た目トレッド面の摩耗は全くなく、製造過程でできるヒゲもそのままきれいに残っている状態でしたので、都度まだまだいけるかなと思い込んでいました。(本当はタイヤ交換が面倒だった?!)

ということで今回は息子にも促されて、17年ぶりにタイヤ交換をすることになりました。まずタイヤの選定ですが、セブンは外観上タイヤのトレッド面がよく見えるので、トレッドパターンにも気をつかいつつ、この歳では攻めた走りはしないし、もちろんサーキット走行もしないのでハイグリップタイヤは選択から外しました。最終的にトレッドパターンもそこそこカッコよく、信頼性も考慮した結果DUNLOP 185/60R14 82H DIREZZA DZ102に決定し、行きつけのA量販店にいきました。見積も作ってもらいクルマの種類を伝えるとちょっと待った!とのこと。現場の作業責任者の方が出てきて、セブンを見るや否やこの車は作業できませんとのこと。理由は作業ピットのリフトでジャッキアップの際にジャッキアップポイントがよくわからなく、また傷をつけた場合の補償ができないとのことでした。知りませんでしたが、世にいうスーパーカー(フェラーリ、ランボルギーニetc.)はすべてお断りしているとのことでした。傷については気にしませんし、ポイントはラダーフレームにかかれば問題ないと説明しても規則は規則と無理ですとの一点張り。ほかにもやり方はあると思うのですが、これ以上交渉しても無理そうだったのであきらめて帰ってきました。その際タイヤの見積りは結構高かったので、節約のためにこれは自分で通販で購入し組み換えのみを頼もうと考え、作業は行きつけのセブンのショップに問い合わせました。結果、そのショップはタイヤのみの交換はしませんとの回答でこちらも諦めました。

その後、タイヤのみ交換できるショップをネットで数店見つけたのでお店に行くと、量販店の時と同じでセブンの名前を出すと、その手のクルマのタイヤ交換はできませんとの回答。そんなこんなで数件に断られて、ここでだめなら行きつけのセブンショップですべてお任せしようと思った矢先、OK!というショップにたどり着きました。その時はとても嬉しかったです。ここは家の近所の個人経営のタイヤ専門ショップで、以前セブンのタイヤ交換をしたことがあるとのこと、店主もいい感じの人でここにお任せすることにしました。

すぐにタイヤをAmazonで1SET購入、価格も驚くほど安かったです。在庫もあったので3日くらいで届きました。タイヤショップへは購入タイヤ2本を助手席へ、残りの2本はロールバーに縛り付けて持っていきました。作業は3人のスタッフの方がリフトを使わず前後2回ジャッキアップして、交換してくれました。店主は事前にセブンということを聞いていたので、ネットでジャッキアップポイントを調べてあり、作業はとても丁寧で1時間で交換作業終了となりました。作業内容は4本のタイヤ交換+バランスどり+エアバルブ交換+旧タイヤ廃棄、すべて税込みでなんと9,920円でした。ほんと良心的で助かりました。ということで帰りはタイヤがNewになったこともあるのですが、それよりタイヤショップの対応のすばらしさに感動してルンルンで帰ってきました。

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