幸せって自分が考えていたより、ずっと複雑だな。

幸せって自分が考えていたより、ずっと複雑だなとおもう。
自分の幸せを突き詰めれば、それは家族や友達、友達の家族、仕事仲間、仕事仲間の家族。

今、頭に思い浮かぶ人たちみんなが幸せでいてくれること。


娘2人を見ていると自分は幸せだなと思う。と同時に、この子達を守り抜けるのだろうかという不安が幸せ以上にやってくる。幸せを味わえるのは案外一瞬だ。
子どもたちの幸せはどうかな?
子どもたちが自分たちなりの価値観と方法で幸せになってほしい。それを私は手伝うことしかできない。もしかしたら、親という立場では手伝わせてももらえないかも。
では子どもたちが失敗したりまちがえたり、悔しかったり悲しかったりしたら幸せじゃないんだろうか?もしそういう経験をさせてもらえる環境があるなら幸せなことだろうと思う。


昨年引っ越したので、家族写真をのせた年賀状を送った。祖母がすごく喜んで、「美穂ちゃんが幸せそうに笑ってて良かった」とメッセージがきた。

それを聞いた夫が「写真って一瞬が永遠かのように感じさせられるからアートだよね」と言った。あの家族写真は、大量に撮った写真を合成しまくったものなんだけど、一枚の写真は多弁だなぁと思う。自分を幸せにしなくちゃいけないっていう責任みたいなものを感じた。

先日東京から来客があって、湘南平にみんなで行った。すごく天気がいい日で、喜んでもらえた。「あなたは写真を撮る人だから、こういう景色の所に住んでて最高でしょー!?」と聞かれて驚いた。まだこの世の中に私を写真を撮る人と思ってくれる人がいたなんて。

何気ない一言で人を幸せにすることもできるなぁと思った1月。

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