見出し画像

2022年歩き初め

真夜中の出発

2022年1月2日 午前3時
「こんぴらさん」目指して自宅を出発しました。

これから夫と二人で約30キロの道のりをただ歩きます。

画像1

イルミネーションに彩られたレインボーロード
年明け深夜のひっそりと冷たい街
色とりどりの光を暖かくも感じながら

これから約30キロの道のりを
ただ
歩くのです。

11月中旬にチャレンジしたときには
約7時間で到着しました。
それからいうと今日は午前10時に到着のはずです。

なんなら、そのまま山登りもしちゃおうと思っています。

寒さとの闘い

画像3

午前6時
車の通りはまばらで、信号や街頭のないところは
懐中電灯で足元を照らしながら歩きます。

しかし寒い。

できるだけの防寒はしてきたつもりだけど
こんなに歩いてもなかなか温まりません。

マスクの内側が結露して冷たいので
マスク外して乾かそうと思ったら
・・・凍ってる(◎_◎;)

この時の気温マイナス3度だったとか。

途中、24時間営業のスーパーでおにぎりをひとつ。
持参したあたたかいお茶が体を巡ります。

画像4

午前6時30分
夜が明けてきました

画像5

明るくなって周りの状況がわかるようになりました。
池の水が凍ってるし、畑には霜が降りています。
まつげにも霜が降りていました。

午前7時10分
コンビニや24時間営業のスーパーは
補食やトイレなどで利用させてもらいとても助かりました。

画像6

午前8時30分
さぬき人のからだにはやはり
温かいうどんが染み渡りますね。

遅れ

出発してから6時間30分経ちました。
あと30分で目的地に到着なんて車でも無理。

暗さと寒さによってずいぶん体力を消耗しました。
脚の痛みや疲労が激しく
たどり着けるかと不安もよぎりはじめました。

画像7

午前9時10分
城山から大高見峰
こんぴらさんに行くのはやめて
ここにしようかと気持ちが揺らぎました。

それが不思議なもので
脚の痛みが消えてきた!?

まだ歩ける!

画像8

午前11時
大麻山が見えてきました。

深夜の寒さが嘘のようなぽかぽか陽気。
自販機で甘〜いいちごミルクを飲んだら
元気が出てきました!

画像9

祓川橋
先に見える鳥居が雰囲気だしてます。

あの鳥居を超えたあたりからは
金毘羅参りの車の大渋滞。

画像10

参道は初詣客でごった返していたので
参道手前を横に入り
愛宕山を目指すことにしました。

画像11

午前12時10分

昭和9年に建造された木造日本建築
琴平町公会堂です。
国の登録有形文化財です。

中学校の遠足でここへきて部活動紹介をしたのを覚えています。贅沢なことです。

画像12

12時20分
ここでおにぎりタイム

自宅を出発してから9時間です。
予定より2時間遅れの到着。

靴を脱いでリラックス〜
足をマッサージしてから
登山靴に履き替えます。

愛宕山(あたごやま)へ

画像13

この坂をのぼっていくと

画像14

展望台への道

画像15

13時5分
展望台到着

画像16

どこまでもひろがる青空
いっぱい深呼吸をして

画像17

琴電琴平駅
電車が停車しているのが見えます。

画像18

三角点をいただきました。

画像19

大久保甚之丞
四国のみち、香川用水、瀬戸大橋を提唱した方
四国発展の礎を築いた方です。

画像20

奥を進むと
木漏れ日の気持ちいい登山道

画像21

のんびりと歩きやすい道

画像22

カラフルなテープの奥をすすむと

画像23

13時40分
愛宕山ピークに到着

画像24
画像25

木の鳥居は
自然の景観を損ねず
落ち着きます。

静かで穏やかで
あたたかく
いつまでもいたい場所

画像26

琴平山や大麻山へと縦走したかったのですが、
さすがに足が踏ん張れないので
無理はせず下山することにしました。

琴電琴平駅から乗車し帰路につきました。
電車の中では眠気で首がぐわんぐわん
隣でクスッと笑う夫。

2022年の初歩きは少しハードな挑戦となりました。
夫も私も、ひとりでは成し遂げることが難しかったかもしれません。
支え合って達成したことの喜びはひとしおです。

自分達らしい歩みを模索しつつ
2人の時間を大切にしていけたらいいな。

今年もよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?