勝賀山
2022年3月3日
旅立ちの春。
次女の卒業式でした。
期待に胸をふくらませ高校の門をくぐった3年前。
体育祭、文化祭、部活もあたりまえにできていた日々。
それがコロナで一変。
長い休校のあと、学校行事の中止や縮小
予定変更もしばしばで、思うようにいかず
我慢の強いられる毎日でした。
書道をしていた娘は、仲間と機会に恵まれ
ありがたいことに全国の舞台に立ち
精一杯のパフォーマンスで輝くことができました。
卒業生代表の答辞で
「私たちのこころは密になりました」
という言葉が印象的でした。
制約のなかで自分たちにできることを模索し
助け合い、ぶつかり合い、励まし合った日々。
大切な思い出を糧として強く生きてほしい。
そんなふうに思ったのです。
さて、小春日和の午後
せっかく休みをとったのにもったいない。
それで夫が連れて行ってくれたのが勝賀山
「香西北登山口」
2、3台の駐車スペースがあります。
ピンクテープがおしゃれ
登山道にはトラロープが整備されていました。
ぽかぽか陽気
小山、浄願寺山、野山、石清尾山方面の展望
大きな岩が登山道を封鎖してるけど
こっちだよって教えてくれます。
香西登山口からの登山道と合流したようです。
お台場?
御台場到着。
広場になっていてベンチもあります。
振り返ると
瀬戸内海
正面に見えるのは女木島。鬼退治の舞台となった島です。
もう山頂かと思っていたら
目の前に立ちはだかる山
けっこう登るのね、、、
待ってぇ~
猪の掘り起こし跡が!
所々に登山道の案内板が設置されているので迷いません。
登山道は左、ビューポイントは右
右へ行ってみましょう。
瀬戸内海を一望。
登山道もどって山頂へ
山頂には城跡があるとのことで
なんだかそんな雰囲気ね。
勝賀城跡
松林が防風林となって穏やかな山頂です。
城跡は今も大切に守られています。
風の音は波の音のようで
目を閉じると海にいるかのよう。
三角点
勝賀山364mいただきました。
おやつタイムにしましょう。
少しの甘味とホットコーヒーがおいしいのです。
帰り道。整備ありがとうございます。
香西登山口への道はひたすら階段。
こっちから登らなくてよかった。
ミカン畑に降りてきて
振り返って勝賀山。
びわ畑も。
早くも果実がふくらんできていました。
蝋梅の香り
黄、ピンク、白
冬の間さみしかった木々も色づき
もう春爛漫です。
季節が巡って春が訪れるように
この苦しいコロナ禍も
巡って明るい日常がもどりますように。
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