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税理士試験21(酒税法の時間配分など)

答練、本番のテストの時間配分の話。
今日は酒税法の話。



●酒税法

制限時間120分。
配点は理論30点、計算70点だったかな。
理論が大問2つで、計算が大問1つ。
理論は30分以内、計算に残りの時間全てをかける。



理論は他の税法に比べボリューム少なめ。(解答用紙2枚くらい)
規定の内容だと理論マスター通りに書く。
基本マスターを暗記していれば対応できる。
たまにではあるが、全く知らない理論が出てくることもある。
そのときは知っていることをくっつけて作文で対応することもある。

計算は酒類の判定を含めて書くこと多し。
最初の酒類の判定をミスってしまったら芋づる式に点数を失ってしまうため、かなり慎重に解く。
基本的なものが多いが、どうしても微妙なものも含まれていることもある。微妙なものを除いて(いったん空白にして)最後まで突っ走るのもありなのだが、経験上時間カツカツの試験なので最後まで突っ走って戻ってこれるとは考えにくいので、微妙なものもお茶濁し程度に判定しておいて(酒の種類が合っていれば後ろに悪影響はないので)、一応判定が全て埋まった状態で次に行くことにしている。

前述したが、出てくる数値、0の数や小数点が多い。
電卓間違い、0の数間違い、単位間違いなど頻繁に起こる。
あと、酒の税率表は配布されるが、覚えているものは一応表を確認しつつもほぼほぼ暗算で税率を出していた。(ショートカットのため)
スピード重視であるが、それでいて慎重さも求められる。
はっきり言って、2時間まるまる手と電卓が動いている試験。
2時間があっという間に過ぎる。(他の税法でもそうだが)

ちなみに本番はほぼ満点で合格したと思う。
時間も10分ほど余り、理論や計算の字が乱れている部分の書き直しに充てた。もしこれで合格していなかったら逆に萎えただろうけど。



というわけで、勉強して向き合ったら本当に面白い試験。
はっきり言って、勉強していて全然苦痛ではなかったな。


#税理士試験 #酒税法 #時間配分 #戦略 #作戦

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