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【第495話】9/23・中山11R・ながつきS(にゃむ師匠)

先週に引き続き「重賞のない土曜コラム」ですが、実はこのパターンは早いもので今年最後。ということで先週に引き続き「プレゼント付き双方向性コラム」をまたブッコミます! 今度こそ正解者が出るかどうかは謎! 秋の夜長、月見バーガー食べながら是非お楽しみください!

突然ですが、きょうのテーマ(出題)は、歌謡曲。
しかもかなりマニアックな域のハナシであり、昔のカルトQを見ているかのよう。あまりに専門的であり、ごくごく限られた部分にスポットを当ててお送りすることから、なんのこっちゃ全く喰いつけない方も多々いることでしょう。しかし何事もチャレンジ。これもまた実験的な感じでやってみたいと思います。もはや、正解者が出るか?というよりも、応募者が出るのかが今回最大のみどころ!(爆)


小生が基点としている某喫茶店。
喫茶店だけあって、無音で営業しているワケではなく、店内には有線が流れている、このへんの雰囲気とすればよくある喫茶店であり、特徴である「全室喫煙可」という時代に逆行したところは、このご時世なにかと肩身の狭いスモーカーにとっては、いたく輝かしく見える癒しのスポット。決して安くはない一杯450円のコーヒー代を支払ってでも、自前のタバコで落ち着いて一服ディライトタイムで各々ココロを満たしたいのだ。(-。-)y-゜゜゜

でそんな喫茶店、2014年のオープン当初は、少し小金を持って残りの人生を元気なうちに愉しもう!と目論んでいる、当時60歳前後の紳士マダムたちをターゲットにしていたため、流す有線のチャンネルも「70年代のヒットソング」に的を絞り、我々世代が生まれる前のヒットナンバーが延々流していたため、我々もそこで初めて聴く曲も多くて逆に新鮮だったのだが、我々の親世代にとってはドンピシャであり、みな口をそろえて「あら懐かし~」と言いながらゴキブリホイホイのようにジジババ予備軍たちが店内に入って来るというサイクル。

しかし、あれから10年。
そんな僕たちの親世代は70歳を超え本物のジジババに。あちこち身体が痛み、優雅に街を歩ける元気も次第になくなってきて、喫茶店よりも病院通い。もしくは足腰痛くて家に引きこもりと、そのアクティヴさは半減。時代の流れとは悲しいものがあるが、あんなに元気で吠えていたナイスマダムたちも、みんな病気してマトモに歩けなくなっちゃうんだ。これも時の流れの残酷さか。

ここで時代の流れをいち早く読むべく、次にお金になる世代はここだ!と、人よりもアンテナ張っている女店主。次のターゲットは我々40~50代のナイスミドル世代に絞る。

我々世代の中にも、早くも子育てが一通り終わって、今から自分の老後の為に小金を溜めつつも、肩の荷が下りて楽になった証として、自分の為にちょっといい旅なりいいお茶を飲んだりと、自分の為にお金を使うことが許されることに酔いしれる人もポツポツと出できたのが我々世代。となると流す有線の曲も我々がドンピシャの80~90年代へとシフト。爆風スランプの「Runner」なり、小田和正の「ラブストーリーは突然に」のように、イントロが流れるだけでもうテンションや脈拍が爆上がりする世代。ここをターゲットにして喫茶店は「客層一変の様変わり」を見せている。

そんな中、有線でこんな曲も流れてくる。

1997年にリリースされた、フジテレビのドラマ「ラブジェネレーション」の主題歌となった大滝詠一の「幸せな結末」。トレンディドラマのど真ん中の頃であり、キムタクと松たか子が主演で、我々世代はみんな見ていたであろうこのドラマ、主題歌のこのイントロを聴くだけでドラマの1シーンを思い出して胸がキュンとなる我々世代も多い事だろう。

で、この主題歌「幸せな結末」をよく聞いていると、とあるフレーズで小生の思考が意外な方向にズレていく。



イントロ → Aメロ1回目 → Aメロ2回目
ここまでは普通に流して聴けたのだが、上のYouTubeでいえば1:45からの「Bメロ」で違和感を感じた小生。

その違和感は、歌詞でも主旋律でもなく、「ベースとドラム」がユニゾンで奏でられる部分にあり、8分音符で2小説、すなはち16拍を、とある特有のリズムで進行するのだが、そのリズムが

「X--X--X--X-XXXXX」
(ドン ドン ドン ドンドドドドド)

X…八分音符 -…八分休符

なんだか三連符の連続を聞かされているような感覚に陥るが、実はこれ三連符ではない、厳密には8分音符のオンオフ含めた全16拍による2小説であり、これが一定間隔で流れているのがカラクリ。しかし、このベースとドラムを聞き入り、

ん? なんかこれ どっかで聴いたことねぇか?

とデジャヴな感覚になってしまった。

ここで小生、脳内の引き出しを開けて引っ張り出したのが2曲あって、
その2曲をYouTubeで聴くと、やはりそのドラムベースは、

「X--X--X--X-XXXXX」
(ドン ドン ドン ドンドドドドド)

とこのBメロと全く同じリズムを刻んでいて「ほらやっぱそうだ~~!」と意味なくドヤ顔。

しかも引っ張り出した2曲どちらも、歌い出しのAメロでも、サビでもない部分に登場。一曲はサビ前のBメロ、そしてもう一曲はサビ後のCメロでこのドラムベースがまるでドヤ顔のように登場する。

…これ、パクってねぇすか大滝詠一サンよ!? あんまり露骨に真似すると著作権違反とかになりませんかねぇ?? 訴えられちゃうよ?
と、慌ててその2曲の詳細を調べると、どちらも

作曲:大滝詠一

…な~んだ、そういうことか。み~んなこの人の曲だったのね。。。
これって大滝詠一の得意技であり、専売特許みたいもんか。本人だったら文句はねぇわなこれ。これが大滝詠一以外の第三者だったら完全にパクりであり、道義的にアウトだろ?と心配したのだが、なんてことない、大滝詠一本人が、好きなフレーズとしてあちこちの楽曲で多用していただけの事でした。

しかし、あの曲も、この曲も、このドラムベースが奏でる8分音符で2小説を基調とした

「X--X--X--X-XXXXX」
(ドン ドン ドン ドンドドドドド)

は、曲全体にものすごい重みというか、「荷重」をかけるような感覚に陥るんですわこれ。それでいて、これ単体では曲が完結せず、サビなりエンディングへ期待を膨らませる「コンティニュー感」満載のフレーズ。

もう、音楽やってない方は全然ピンと来ないかもしれませんが、「幸せな結末」だけでなく、これらの2曲でも同じ「重み」を感じてしまい、決して若者のポピュラーソングではないその「オッサン感」になんか中毒性も。


さあ! ここで問題です!

問題:大滝詠一作曲の「幸せな結末」でのBメロと同じ、ドラムベースで

「X--X--X--X-XXXXX」
(ドン ドン ドン ドンドドドドド)

を、同じくBメロで、もしくはサビの後のCメロに用いている、小生がリフレインした大滝詠一作曲の歌謡曲「2曲」とは一体何でしょう? 
ズバリお答えください!

…いやはや今週もまた「そんなん知るかボケ!」の世界。

これぞ「雑学」以外の何物でもないところですが、秋の夜長、競馬ばっかりやっていてもカラダにもアタマにもよくないですから、こういうアトラクションで気を紛らわしましょう! 外してもノーペナルティーですし、当たれば先着1名に電子マネー3000円分。ノーマイナスの「ゼロかプラスか」のハナシですから、お気軽にご参加ください。

今回は、Xのポストへの書き込みではなく、個別DMにて受け付けます。(正直、誰も回答しない恐れもあるためww)
表題に:「第495話コラム クイズの答え」と記した後、2曲のタイトルをお答えください。解答権はおひとり様1回限りです。

ズバリ2曲を正解された先着1名に、今週の秋競馬キャンペーンの当選者に加えるカタチで、電子マネー3000円分をプレゼント!(これはにゃむ師匠自腹) 

正解発表は、9/30にアップする来週の土曜重賞・シリウスSのコラム内にて。締め切りは、そのコラムアップの前日、9/29(木)の24時までとします。問題がかなりマニアックであり、大真面目に検証すると相当に時間がかかるので、長目に設けてみました。

ちゃんと楽曲を調べていくと、小生が思いついた「正解」の2曲の他にも、ひょっとしたらこのフレーズを使っている楽曲が見つかるかもしれません。そうなると、候補となる数曲から、どの2曲にするか?というヒキ勝負になることも考えられますが、あくまで正解は、小生があの時喫茶店で思い浮かんだ2曲とします。逆に他の楽曲にも「あった!」と発見したのならばもう嬉しくてしょーがなくなります。それはそれで感謝でございます。

もし、2曲ズバリ正解が誰もいなくて、1曲だけ正解がという方がいらっしゃった場合でも、そちらの方(最速回答)を当選とさせていただきますので、完璧でなくともこの特徴のあるドラムベースのフレーズを発見した瞬間に、電子マネーゲットとなる可能性も。

万人受けしないウルトラマニアックなクイズですから、喰いつかない方は全然喰いつかないことは解っています。しかし、回答が来たらそれはそれで大変嬉しいので、ここは果敢にやってみたいと思います。出題する方だって、これ、一種のチャレンジ!

是非、興味のある方は、検証してみてください。

さあ! みんなで考えよう!




◎②ワルツフォーラン
△①③④⑤⑥⑧⑨⑪

今年だけで「10番人気①着」「8番人気③着」「8番人気②着」と、3度も人気薄でお金になっている6歳牝馬◎ワルツフォーランだが、今回も、勢いある4歳馬たちに人気面で劣っていそうなムード全開で、上位人気にはなりそうもない。

この「根っからの穴馬体質」こそ、「バケンの品格」がムンムン溢れている馬であり何度でも狙って損はないタイプ。

3歳の8月。未勝利戦シャットアウト2週間前に慌てて中央でデビューするも、成長が遅くて全然走れず、そのまま地方・盛岡のドサ回り。ここでようやく成長が追い付いて盛岡で圧勝の連勝。4歳夏に北海道で中央再転厩すると、破竹の連勝劇とまでは行かないが、ダート短距離で連対を繰り返して本来の実力を発揮という、成長曲線の遅い「変わり種」であり、6歳でオープン入りしてそのオープンでもこうして2度お金になっていることは何ら不思議ではない。

中山ダート1200mでも走破実績があり、3/18の千葉Sでは、スタートして33.1ぶっ飛ばす快速馬テイエムトッキュウの2番手追走で必死に喰らい付き、最後の急坂でもバテずに追走。逃げ馬こそ交わせず、後ろから勝ち馬スズカコテキタイにズドン!を喰らっても3着に粘り通した脚は、完全に成長の証であり、6歳にしてダート短距離馬として本格化の域に到達したと言える。また、テイエムトッキュウを基準馬とした場合、今回の出走馬たちは軒並み離されて負けているのだが、クビ差まで喰らい付いたのはこの◎②ワルツフォーランただ1頭であり、この物差しから考えてもこの馬が抜けていることは示せている。

鞍上・丹内ユウジはテン乗りではあるが、全成績をご覧いただければその真相は掌握可能。2年前の中央再転厩から1年前の春の福島の3勝馬クラスまで、7戦連続でパートナーを務めた「元サヤ」であり、チームラフィアンでもないこの馬を小西先生は丹内ユウジに「レースでの調教師」として起用。7戦して【2.3.0.2】は信頼度は高い。

そんな丹内ユウジが1年半ぶりに教え子に跨るのだが、居ても立っても居られない丹内ユウジ、1週前に追い切りでも自分で跨り成長度合いを確認。美浦ダートコースの良馬場を50.7、ラスト11.8でまとめ別馬となっていることを確認したところ。

ただ、この◎ワルツフォーランが真価をより発揮できるのは乾いたダートよりも湿ったスピードダートの時であり、全成績を見れば明らか。オープン入りして3着に激走した千葉Sは重馬場、前走の阪神でも稍重発表だったがかぎりなく重に近いスピードダートでのもの。

これは、稀少なワイルドワンダー産駒としての最大の特徴であり、良馬場よりもグチョリンコダートになればなるほど、お金になる確率が爆上がりする。サンプル数こそ多くないが、馬券圏内率で見ればある程度信憑性のある数字として見られる。


今日正午現在の中山競馬場の馬場発表こそダート:良だが、きょうの船橋地方は午後から雨が降り続き、明日の明け方まで降り続く予報で、明日朝の発表は良馬場である事は考えられず、日中天候が回復して乾いたとしても、発走時刻の頃にパッサパサのダートに戻っていることはあまり考えられなく、待望の「お湿りダート」はある程度期待しても良い。

若くて勢いのあるパウオレはオープン初挑戦で未知数。慌てて戸崎ケータを配して臨むタガノクリスタルは1200m初挑戦で狙いは関西圏の1400m。サンライズアムールも川田ユウガ騎乗でオープン入り→オープン3着と勢いに乗ったが、池添ケンイチは鞍上弱化と、人気はするだろう4歳馬3頭もいまいち◎を打つにはピリッとしない、マユツバ要素が多くハイリスクローリターン臭が。だったら人気してないのにいつも走る、湿ったダートで元サヤ騎乗で鼻息荒い◎②ワルツフォーランの方に狙いが立ち。12頭立てだが思わぬ高目決着も予期して相手8頭と広めに流す。

5歳の3勝馬クラスでは本来の持ち味である「行き切る」ことが鳴りを潜めて積極競馬ができず、これでお役御免となった丹内ユウジ。今再び、すっかり成長もピークを迎えて「行き切る」こともできるようになった完成形の◎ワルツフォーラン。千葉Sは「外枠でモマまれないのが良かった」と騎乗した津村アキヒデ。ということはこの2枠②番に入ってしまった以上、もはやモマれないために取るべき作戦はただひとつ。ただ、競る相手もそれほどいなく、うまくいけば34秒台でハナという絶好の展開も待ち受けているし、何より騎乗する丹内ユウジが誰よりも燃えている。

単勝・複勝 ②
馬単・馬連・3連複 ②-①③④⑤⑥⑧⑨⑪


※予想に関するクレームは一切受け付けません。 ※馬券は自己責任でお願いします。 ※みなさんが寝たり遊んだりテレビ見たりしている時間を割いて予想しています。その対価として料金をいただいております。 ※的中率よりも回収率重視になります。 ※予想の転載・転売は一切禁止致します。