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【第515話】11/26・東京12R・ジャパンC(にゃむ師匠)

明日はいよいよジャパンカップ! 世間の注目は「雌雄決す」ムード一色ですが、時代はLGBT。いろんな生き方があっていいように、いろんな楽しみ方があっていいと思います。馬券的妙味が一見なさそうなレースでも、こんなに楽しめるところをお見せします。ぜひご覧ください!



※本文の前に、今週もまた、一日のおよそ半分のレースを、読者のすそ野を広げるべく、無料予想として提供いたします。
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§1.バクる設定と陣営の思惑

イクイノックスとリバティアイランドの直接対決。
これがこのレースの主眼としてみな捉えている。いまこの2頭の馬連オッズは2倍を切ろうとしているところ。18頭立てで馬連2倍はすごいね。

秋の天皇賞直後に行われた、社台グループの会員向けパーティーでも、ここまで主役の2頭に騎乗する赤鬼・川田ユウガと青鬼・ルメール(YouTubeのサムネイル文字も赤と青だしww)ステージに上がり、来たる次走・JCに向けた展望や闘志をド正直に露にするくらい、もう隠し事はなしで、この戦いをひとつのエンターテインメントとして流布し、この2頭の戦いに注目してくれと、若干煽っている腹の据わりよう。

もう一昔前のようにお互いの腹の探り合いで、決して腹を出すようなことはしないのが勝負師としての当たり前の姿だったが、令和のこの世は情報公開であり予告先発は当たり前の時代。正々堂々、この主役を彩る2頭が東京2400mを駆け抜け、雌雄を決する瞬間は、いち競馬ファンとして見たいという気持ちはある。

競馬サークル全体もその機運はあり、秋天終了後あたりの出走想定馬はこの人気2頭をいれても僅か9頭しかいなく、まあそれもしょうがないよなぁとある程度現状に理解を示せるところだったが、いざ1週前の登録場を見てみると、オレもオレもとエントリーラッシュとなり、最終的には21頭が登録。ゲートインできない馬が3頭も出てくるという、当初からは想定外の事態となっている。地味だけれども結構この「急転直下」は看過できない事例。

その理由として、ジャパンカップの賞金がリミッター外れて爆上がりしている事が大きいと思料している。

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