見出し画像

「最もタイトルを忘れられているマンガ」3作品【2021年版】

秒でいいマンガが見つかるサービス『マンバ』が運営している思い出せないマンガを探すコーナーが2021年10月で1周年を迎えました。

スタッフが「もうそんなになるのか〜」「人気が出てよかったですね」などと言い合って喜んでいると、ふと誰かがこう言いました。

「そういえば『またこのマンガ質問されてる』みたいなこと多いですけど、何が一番探されてるんですかね?」

このトリビアの種、つまりこういうことになります。

「マンガ読みに最もタイトルを忘れられているマンガは…ンアンッッ」


調査方法

作品数を調べるために以下を参照しました。

・内部データ(※1)
・スタッフの記憶(※2)

※1
『思い出せないマンガ』コーナーで解決済みになった全ての質問から、複数回登場する作品のタイトルとその回数を取り出しました。
※2
『思い出せないマンガ』コーナーは2020年10月にオープンしましたが、それ以前はマンガの話ができる『自由広場』に立てられた「タイトルが思い出せないマンガを教えて欲しいです」というトピックにて質問が行われていました。これらは1のデータに含まれていないため、抜けを防ぐためにも「体感での何回くらい同じマンガが質問されているのを見たか」スタッフに聞き取りを行い別途マンバ内を検索して件数を調査しました。

以上のなかから、質問者が「これです!」とコメントしたり、解決ボタンを押してあって質問が解決している件数をちまちまと数えました。

結果発表

頑張って調べた結果、最も探されているマンガは「質問の解決件数3件」でこちらの3作品が同率1位となりました。(2021年調べ)

1つ目は裏サンデーで連載されていた痛みと破壊のガール・ミーツ・ガール ミステリー『センコウガール』

【みなさんの質問】

死にたい同級生を殺したがる女子高校生の話  ▼投稿を見る
イカれてる美人な女子高生が最後に死ぬ?漫画  ▼投稿を見る
転校してきた女子高生の名前がタイトル  ▼投稿を見る

殺すのか死ぬのか、一体どっちなんだ。こんなふうに人によってマンガの内容を説明するときに注目する場所が違うのが面白いですね。そして女の子の名前がタイトルのわけではありませんでした。こういう記憶違いもあるため思い出せないマンガを探すのは難しいですね。


2つ目は、ジャンプ+で連載されていた恋と戦慄のサバイバルサスペンス『恋獄の都市』。

【みなさんの質問】

主人公が生きているのは実はデータ中の世界で、現実世界は荒廃していて、現実の主人公はデータの世界の中の自分と入れ替わって幸せに生きようとしてたって話の漫画探してます  ▼投稿を見る
日常、崩壊、作られた世界  ▼投稿を見る
空に眼みたいなのが出て来て主人公を監視してるようなシーンがある作品  ▼投稿を見る

単行本の表紙だけ見ると「エッチなラブコメなのかな…?」という印象のするこちらの作品ですが、第1話の最後がもう衝撃的。女の子が服を脱いで布団の中で、えっ……どういうこと!?これはたしかに内容のインパクトが強すぎてタイトルは吹っ飛びそう。


そして3つ目は、自分の欲望と快楽に素直すぎていろんな人とエッチしちゃう小谷さんと、独占したいピュアボーイ・山下くんのストレンジラブストーリー『あそびあい』。

ビッチな彼女とHをしまくる話  ▼投稿を見る
学園恋愛漫画なのですが女の子は誰とでも関係を持ってしまうヤリ○ンで男のがそれに葛藤するような漫画  ▼投稿を見る
別れ話を切り出そうとした矢先、妊娠したかもと衝撃の告白!  ▼投稿を見る

ビッチとかヤリ○ンとか、これだけの情報だともしかして成人向け(エロマンガ)なのかなと思ってしまいますが、こちらはモーニング・ツーで連載されていた青年マンガ作品です。作者はドラマ化もされた『恋のツキ』の新田章先生です。


………………………………………………………………

こうしてこの世界にまた1つ
新たなトリビアが生まれた🌅

マンガ読みに最もタイトルを忘れられているマンガは
センコウガール』『恋獄の都市』『あそびあい

サカナダーーーー

………………………………………………………………


今回の調査で、最も忘れられていた3作品は全て作品タイトルがシンプルかつ短め(5〜7文字)でテーマが「性と死」だということが明らかになりましたやはり人間はエロスとタナトスが大好きですね。

最後になりますが、「最もタイトルを忘れられているマンガ」というのはつまり「もう一度読みたいと探されている面白いマンガ」ということです。

次に何を読もうか迷っている方はこの3作品から読んでみてはいかがでしょうか。

『思い出せないマンガ』はマンバで見つけよう。

画像1


2021年最もタイトルを忘れられているマンガ【3作品】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?